お弁当を前日の夜に詰めるのは大丈夫？保存や注意点を解説

早朝お弁当を作るのが難しいという方は、前日の夜に詰めておくという事も多いかもしれません。

しかし、美味しさや安全性を確保するためにはいくつかの注意点があるようです。

また、お弁当を前日の夜に詰める際のポイントも気になりますね。

そこで今回は、

お弁当を前日の夜に詰めるメリット

お弁当を前日の夜に詰めるデメリット

お弁当を夜作る際の注意点

美味しいお弁当を夜作る際のポイント

についてご紹介します。

目次 -お好きなところからお読み下さい-

1 お弁当を前日の夜に詰めるメリットは？
2 お弁当を前日の夜に詰めるデメリットは？
3 お弁当を夜作る際の注意点は？
4 美味しいお弁当を夜作る際のポイントは？
5 まとめ

お弁当を前日の夜に詰めるメリットは？

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・朝の時間短縮

前日の夜にお弁当を詰めるメリットには、まず、朝の時間短縮に繋がります。
お弁当作りを前日に済ませれば、朝は早起きしなくても良くなります。
更に、夜は通常、余裕のある時間帯ですので、手の込んだおかずを用意することも可能です。
この方法を活用することで、朝の忙しさを軽減し、美味しいお弁当を楽しむことができます。

次にデメリットについてみてみましょう。

お弁当を前日の夜に詰めるデメリットは？

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・鮮度の低下

・ごはんのパサつき

・衛生面への懸念

お弁当を前日に詰める際のデメリットは、まず、おかずの鮮度が低下する可能性があります。
また、ごはんの水分が蒸発してパサつきやすく、固くなりやすいという課題も考えられます。
さらに、最も重要なデメリットは衛生面への懸念です。
特に夏場は、適切な対策を講じないとおかずが腐ってしまう可能性があります。
このような点に留意することが重要であり、衛生的なお弁当作りに心掛けることが必要です。

次にお弁当を夜作る際の注意点を見てみましょう。

お弁当を夜作る際の注意点は？

お弁当を夜作る際の注意点はこちら↓↓↓

① 菌が繁殖しやすい食材を詰めない

お弁当を前日の夜に作る場合は、詰める食材に気を付ける必要があります。
生野菜、果物、ドレッシング、マヨネーズ、タルタルソースなどは菌が繁殖しやすいとされています。
これらの食材を使う場合は、できるだけ当日の朝に詰めるようにしましょう。朝に詰めることで、菌の繁殖を防ぎ、衛生的なお弁当が楽しめます。

② 加熱をしっかりと行う

食材をしっかりと加熱することは、殺菌の効果があります。
菌の繁殖を防ぐためにも、食材の中までしっかりと火を通しましょう。
良い加熱調理の方法として、厚生労働省は「75度で1分以上」を推奨しています。
この注意を怠ると、食中毒のリスクが高まりますので注意が必要です。

③ おかずを素手で触らないようにする

おかずを作る際、素手で触ってしまうことがありますが、これは避けるべきです。
手には多くの雑菌がついており、調理器具や取っ手を触れることで菌が移る可能性があります。
素手でおかずに触れることで、知らず知らずのうちに菌が繁殖してしまう恐れがあります。
ビニール手袋を使用するなど、手袋を使って触れないように心掛けましょう。

④ ご飯は冷ましておく

お弁当箱にご飯を詰める際には、ご飯やおかずを冷ますことが重要です。
菌は30℃～40℃の温度を好むため、温かいまま詰めると繁殖しやすくなります。
温度が上がると湿度も高くなり、これも菌の繁殖を促進させます。安全なお弁当を作るためにも、ご飯やおかずは冷ましてから詰めるように心がけましょう。

⑤ 持ち運ぶ時は保冷剤を入れる

お弁当を持ち運ぶ場合は、保冷剤を利用して温度を下げることが重要です。
30℃～40℃を超えると菌の繁殖が活発化するため、保冷剤は必需品となります。
夏場だけでなく、冬場も室内が暖まることがあるため、保冷剤は一年中活用するべきです。
安全な状態でお弁当を楽しむために、持ち運ぶ際は保冷剤を使用しましょう。

お弁当を夜作る際には、以上の5つの注意点を覚えておきましょう。

美味しいお弁当を夜作る際のポイントは？

美味しいお弁当を夜作る際のポイントはこちら↓↓↓

①味付けは濃い目に

②保冷剤代わりに冷凍食品を使う

③加熱料理を作る

①おかずは冷めると味が薄く感じやすくなるため、美味しさを保つためには味付けを濃い目にすることが重要です。
濃い目の味付けは、作り置きお弁当でも食欲を満たす効果があります。
また、砂糖や醤油、塩などの調味料は保存性を高める役割も果たすため、通常よりも多めに使用することで衛生的なお弁当を作りやすくなります。

②冷凍食品をお弁当に取り入れることで、弁当箱の温度を下げることができます。
自然解凍が可能な冷凍食品を使うことで、保冷剤の代わりになり、菌の繁殖を防ぎます。
ただし、食べる時間帯によっては解凍に時間がかかることも考慮し、解凍が十分に行われたか確認してから詰めるようにしましょう。

③お弁当を夜に作る際は、基本的に加熱した料理を考えて作ることが大切です。
「焼く、炒める、揚げる」といった加熱調理ができる料理を選ぶと、菌の繁殖を抑えることができます。
卵や生ものはできるだけ十分に加熱調理し、半熟状態の食材は避けるようにしましょう。
衛生的で安全なお弁当作りのために、加熱した料理に焦点を当てて考えましょう。

以上のポイントを押さえておけば次の日でも美味しくいただけますよ。