白菜の正しい冷凍保存方法は知っていますか?今回は、白菜を冷凍保存するメリット・デメリットや、白菜を正しく冷凍・解凍する方法を紹介します。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
白菜の冷凍保存に向いてる?
白菜を新鮮なうちに使いきれないといった悩みはありませんか?正しい方法で冷凍保存をすれば、白菜を美味しいまま長持ちさせることが出来ます。まずは白菜を冷凍保存するメリット・デメリットから紹介しますね。
冷凍保存するメリット
冷凍保存することのメリットは以下の通りです。
- 長持ちさせる
- 味の染み込みが良くなる
- 食品ロスを減らす
- 調理の時短になる
冷凍保存をすれば使い切れずに腐らせてしまう心配もありませんし、スーパーなどで売られている白菜はカット済みよりも大きくカットされた白菜の方が比較的コスパが良いので、節約にもなりますね。
冷凍保存にすれば、洗う・切るなどの下処理が済んでいるため、調理がとても楽になります。また、冷凍によって白菜の細胞が少しだけ破壊されるので調理時に味が入りやすくなります。
冷凍保存するデメリット
続いて白菜を冷凍保存するデメリットを紹介します。
- 調理法が限定される
- 食感を損ねてしまう
冷凍保存することで白菜の細胞が壊れるため、調理後は白菜独特のシャキシャキした食感が、全体的にクタッとした仕上がりになります。そのため、食感を楽しむようなサラダなどには向いていません。冷凍保存をした白菜は煮物や炒め物などの加熱料理に活用しましょう。
【冷凍】白菜の保存方法・保存期間
白菜を正しく冷凍保存をすると、保存期間は約1ヶ月です。
上手に冷凍する方法を確認していきましょう。
白菜を生のまま冷凍保存
- 1枚ずつ丁寧に洗う。
- キッチンペーパーでしっかり水気を拭きとる。
- 使いやすい大きさにカット。
- 小分けにして保存袋にいれて空気をしっかり抜く。
- アルミのトレイにのせ冷凍庫に入れる
洗った後に水分を拭きとると、霜がつくのを防げます。
生の白菜は使い切れなかった分を再冷凍をすると味が落ちてしまいます。そのため、一回分ずつに小分けをして冷凍しておくと便利ですよ。またアルミのトレイにのせて冷凍することで急速冷凍し、美味しさが長持ちします。
白菜を茹でてから冷凍保存
- 1枚ずつしっかり洗う。
- 沸騰したお湯に白菜を根元の部分から入れて葉まで茹でる。
- 全体がしんなりとしたら取り出し冷ます。
- 軽く水気を絞り、使いやすい大きさにカット。
- 小分けにしてラップで包む。
- 冷凍用の保存袋にいれる。
- アルミのトレイにのせて冷凍庫に入れる。
茹でてからの冷凍は生で冷凍するのと比べて食感が劣ります。しかし白菜を茹でてから冷凍することによってカサを減らすことができるので冷凍庫のスペースがないときに活用することをおすすめします。
少しでも白菜を美味しく長持ちさせるために、一回分ずつに小分けをして冷凍しておき、その都度取り出すと便利ですよ。
白菜の解凍方法は?
冷凍した白菜はどうやって解凍したら美味しく食べれるのでしょうか。おすすめの解凍法をご紹介します。
そのまま使う
生で冷凍した白菜は、解凍せずそのまま調理に使うことをおすすめします。鍋料理や煮物などに冷凍した白菜を使えば、味がしっかり染み込んで美味しいですよ。冷凍する際に、洗う・切るなどの下処理が済んでいるので、調理時は手間が省けて時短になるのも嬉しいポイントです。
自然解凍
茹でてから冷凍した白菜を自然解凍するなら、おひたしがオススメです。生のまま冷凍した白菜を使うよりも柔らかい食感が味わえます。
解凍した白菜に適していない料理って?
冷凍した白菜を使うとシャキッとした食感がなくなり、クタっとした仕上がりになります。そのため食感を楽しむようなサラダなどには適していません。冷凍保存した白菜は、炒め物や煮物、スープなどの加熱料理で使うようにしましょう。