大判焼きと今川焼きの違いとは
この記事では
・大判焼きとは
・今川焼きとは
・大判焼きと今川焼きの違いとは
・大判焼きの呼び方は地域によって違う?
・ホットケーキミックスで簡単!今川焼き風レシピ
についてまとめました。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
大判焼きとは
大判焼きとは、今川焼きの別称であり、小麦粉・砂糖・卵などを水で溶き練った生地に餡子を挟み、型のある金属製の鉄板に流し込み焼いた円盤状の和菓子です。
大判焼きは、昭和30年頃、愛媛県の松山丸三さんが「大判焼き」という名前で大型(大判)サイズの今川焼きを発売したことがきっかけで、餡子がたくさん入った大判焼きは縁起が良いと評判となり、東北・東海・四国などを中心に大判焼きとして親しまれるようになったと言われています。
現在は、地域や店舗によって、餡子以外にカスタードやチョコレート、抹茶などのクリームを中に入れた大判焼きも販売されています。日本人にとって親しみ深い大判焼きは、専門店や和菓子屋などのほかに、お手軽に食べれる冷凍食品などでも人気です。
今川焼きとは
今川焼きとは、大判焼きの別称であり、小麦粉・砂糖・卵などを水で溶き練った生地に餡子を挟み、型のある金属製の鉄板に流し込み焼いた円盤状の和菓子です。
今川焼きの「今川」は、東京都千代田区鍛冶町にある神田今川橋と関係しています。江戸時代中期の頃、今川橋付近にあったお店が「今川焼き」として販売を始めました。東京都千代田区鍛冶町は当時「今川」という地名だったことが由来となっています。そのため、東京をはじめ、神奈川・千葉・埼玉などの関東圏を中心に「今川焼き」と呼ばれるようになりました。
大判焼きと今川焼きの違いとは
大判焼きと今川焼きの違いとは、地域の呼び名の違いです。
大判焼きは昭和30年頃、愛媛で「大判焼き」という今川焼きの大型(大判)サイズを作り販売したことがきっかけで、東北・東海・四国などを中心に「大判焼き」と呼ばれるようになりました。一方、今川焼きは江戸時代中期に遡ります。当時、東京都千代田区鍛冶町にある「神田今川橋」付近にあったお店が「今川焼き」として販売したことがきっかけで、東京をはじめ、神奈川・千葉・埼玉などの関東圏を中心に「今川焼き」と呼ばれるようになりました。
どちらも呼び方の違いだけであって、作り方は材料は同じです。小麦粉・砂糖・卵などを水で溶き練った生地に餡子を挟み、型のある金属製の鉄板に流し込み焼いた円盤状の和菓子。呼び方は違いますが日本全国で古くから親しまれている「おやつ」です。
大判焼きの呼び方は地域によって違う?
東北・東海・四国などを中心に「大判焼き」、東京をはじめ、神奈川・千葉・埼玉などの関東圏を中心に「今川焼き」、九州全域では「回転焼き」、北海道では「おやき」、関西圏では「御座候(ござそうろう)」が一般的な呼び名です。または「二重焼き」「福福饅頭」「あじまん」「太鼓焼き」「どてら焼き」とマイナーな呼び方も存在しており、「大判焼き」は全国各地で愛され続けています。
ホットケーキミックスで簡単!今川焼き風レシピ
ホットケーキミックスで作る簡単今川焼き風レシピをご紹介します。
材料
- ホットケーキミックス 150g
- 水 70㏄
- 卵 2個
- はちみつ 大さじ1
- 餡子(またはカスタードなど) 160g
- ボウルに卵を入れ電動泡だて器でしっかりと泡立てる
- 水とはちみつを加えて混ぜ、後からホットケーキミックスを加えて混ぜる
- フライパンに油をしき、生地を流す。その上に餡子をのせ、生地をかける
- 両面、きつね色になるまで焼いたら出来上がり