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黒いバナナは食べれる?皮や果肉(中身)黒い部分や茶色の場合はどこまで大丈夫?

安かったので買っておいたバナナがいつの間にか黒くなってしまった。あるあるですよね。

この記事では

バナナはなぜ黒くなる?

黒いバナナはどこまで食べられる?

黒いバナナのメリットは?

などについてお伝えしていきます。

 

 

結論
バナナが黒くなるにはいろいろ原因があります。
追熟された証である「シュガースポット」、低温での保管による低温障害、傷がついてしまったための外部的損傷、雑菌のモキリオ病などです。
腐ったのではなく、この
4つの理由で黒くなってしまった場合はまだ食べられることが多いです。
果肉が黒くなってしまった場合はその部分を取り除いて食べることをお勧めします。
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バナナはなぜ黒くなる?

バナナが黒くなる原因は、

1シュガースポットができた

2低温障害が起きてしまった

3外部的な傷がついてしまった

4モキリオ病になった

5腐ってしまった

の5点が挙げられます。

順に詳しくご説明します。

1シュガースポットは皮にできる黒や茶色の斑点で、バナナの成熟が進んだ証です。

腐ってしまったのではなく、中身が十分に熟した証拠と考えてよい様です。

2低温障害が起きた場合、バナナの皮が全体的に黒く変色しています。

バナナは南国の植物なので保存の適温は1520度と言われています。

冷蔵庫などの温度の低い場所に保存すると低温障害を起こし、皮が黒くなってしまうのです。

3外部的損傷は、皮の一部だけが黒く変色している場合が多いです。

収穫されてからお手元に届くまでの間に何らかの傷を負ってしまうと、その箇所が黒や茶色に変色してしまうのです

衝撃が大きい場合は中の果肉も傷んでしまうこともあります。

4モキリオ病はバナナの中に雑菌が入り起こるもので、果肉の中に硬い筋ができたり、空洞ができる症状が現れます。

果肉が黒く変色したり、中に硬い塊がある場合はこのモキリオ病が疑われます。

5腐ってしまった。皮も果肉も広範囲に黒ずんでしまった場合は、熟成が進みすぎたり保存状態が悪く腐敗が進んでいると考えられます。

触ってみて柔らかくなりすぎていたり、変な匂いがする場合は腐敗が始まっていると考えられます。

黒いバナナはどこまで食べられる?

 

バナナが黒くなる原因はわかりましたが、黒くなってしまったバナナはどこまで食べても大丈夫なのでしょうか?

初めにお伝えした黒くなる理由と照らし合わせてご説明します。

1シュガースポットは美味しくなった証拠ですので、ぜひ美味しいバナナを堪能してください。

2低温障害・3外部的損傷の原因の場合、果肉が黒くなっていなければ食べて大丈夫です。

4モキリオ病の場合は風味は劣りますが、食べても問題はない様です。

色が変わったり塊になっているところは取り除くことをお勧めします。

5腐って果肉も広範囲に黒くなってしまった場合は食中毒などを起こしてしまう可能性がありますので、勿体無いですが破棄してください。

黒いバナナのメリットは?

 

黒く変色してしまったバナナの中でも、先ほどの理由1であるシュガースポットによるものの場合、たくさんのメリットが期待できます。

そもそもシュガースポットは収穫後も成長と呼吸を続けバナナの中に含まれるポリフェノールの酸化によって皮にできた茶色や黒い斑点です。

これはバナナの「ブラウニング」という現象ですが、バナナが完熟した目安として用いられることが多いので「シュガースポット」と呼ばれています。

シュガースポットができたバナナは糖度が増して美味しい上に、ビタミンやミネラルの含有量もシュガースポットがないものよりも高くたくさんの健康効果がある様です。

交感神経を刺激し脂肪燃焼を促す「ヒスチジン」によるダイエット効果、「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンの材料であるビタミンB6とトリプトファンによる精神安定の効果、酵素と食物繊維の働きによる便秘の改善などたくさんの効果が期待できます。

黒いバナナのおすすめの食べ方

 

黒くなったバナナ、食べられると言われても見た目が悪くちょっとそのままでは食べるのに躊躇してしまいますよね。

でも捨てるのはちょっと待ってください。

バナナを使ってお菓子やジュースにしてみるのはどうでしょうか?

ホットケーキミックスに潰したバナナを混ぜるだけでできるバナナパンケーキやバナナマフィンは簡単に時間もかからずに作れるのでお勧めです。

房で買ったバナナが大量に黒くなってしまった場合は、一旦凍らせて牛乳や豆乳と混ぜバナナジュースにしても美味しいです。

黒くなったバナナがすぐに調理できない場合や、食べきれない量の場合とりあえず凍らせておけば時間のある時に使えるので便利です。

黒くなって甘さの増したバナナは甘味料の代わりにもなりますので、ダイエット中の方のお菓子作りの際、砂糖の代用としてもいいかもしれません。

甘いお菓子だけでなく、カレーの隠し味に入れても味がまろやかになりますので試してみてください。

まとめ

 

安価で手軽に食べられるので、つい買ってしまうバナナ。

大量に購入したけれど食べるタイミングが無く、黒くなってしまったのを見て捨ててしまっていた方もいるかもしれません。

バナナが黒くなるには色々な原因があり、全てが食べられなくなってしまった訳ではないことがお分かりいただけたでしょうか。

もちろん、触っただけで崩れてしまったり、カビが生えているのが見てわかる様な状態のものは、食べられません。

しかし、冷蔵庫に入れて低温障害を起こしていただけの物も腐ったと思って捨ててしまっていた方もいるかもしれませんね。

黒くなったバナナはそのままでももちろん美味しく食べられますし、他の料理に使うことでさらに可能性を広げることができる食品だったのです。

冷蔵庫の中やキッチンで黒くなっているバナナ、もう一度見直して見てくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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