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ヌクマムとナンプラーの違いとは

ヌクマムとナンプラーの違いとは

この記事では

・ヌクマムとは

・ナンプラーとは

・ヌクマムとナンプラーの違いとは

についてまとめました。

 

結論!ヌクマムとナンプラーの違いは発祥の国、熟成期間、風味や塩気にあった!

ヌクマムはベトナム発祥の調味料で、半年~1年熟成させます。

独特な香りが強いのが特徴です。

ナンプラーはタイ発祥の調味料で、熟成期間は1年~1年半です。

香りはヌクマムほど強くはありませんが、塩気が強いのが特徴です。

 

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ヌクマムとは

ヌクマムとはベトナム発祥の調味料です。

壺や樽に塩とカタクチイワシ科の小魚を入れるのが一般的で、半年から1年ほどかけて発酵・熟成させた魚醤になります。

ヌクマムは日本でいう醤油のようなものであり、ベトナム人にとっては欠かせない調味料です。

魚醤ならではの独特な香りがしますが、加熱することで抑制されます。

香りや味に関しては、原料になる小魚の種類や質にも左右されます。

炒めものや、ベトナム料理で有名なフォーに使ったり、生春巻きのつけダレとしても使用されています。

ヌクマムのボトルに「○○°N」と表示されていますが、これはヌクマム中の窒素含有量のことです。

この数値の低いものは炒め物やスープなど加熱調理用に、高いものは水などを加えてつけダレとして使用します。

ナンプラーとは

ナンプラーはタイの調味料で、ヌクマムと同じカタクチイワシ科の小魚を原料とした魚醤です。

ヌクマムに比べて熟成期間は長く、1年~1年半ほどです。

ナンプラーは発酵度合いが高いため、匂いはヌクマムほど強くありませんが、塩気が強いのが特徴です。

色は醤油ほど濃くないので、使いすぎてしまわないよう、注意が必要です。

タイで定番料理の「トムヤンクン」や「ガパオライス」などにも使われています。

タイの飲食店では各テーブルに置かれていたり、家庭でも日常的に使われているほど、現地では欠かせない定番の調味料なのです。

日本でもスーパーなどで気軽に購入できるので、普段ご家庭で作っている炒め物や焼きそばなどに少し加えるだけで、簡単にエスニック風料理に挑戦することができます。

 

ヌクマムとナンプラーの違いとは

ヌクマムとナンプラーの違いは、発祥の国熟成期間発酵の度合い香り塩気などにありました。
ベトナム発祥のヌクマムは、半年~1年熟成させます。

発酵度合いは低いため香りが強く、塩気はナンプラーに比べると控えめです。

タイ発祥のナンプラーは、1年半~2年ほど熟成させます。

発酵度合いは高く、香りはヌクマムほど強くありませんが、塩気が強いのが特徴です。

しかし原料や作り方はほとんど同じで、どちらも「魚醤」と言われる調味料です。

ベトナムとタイそれぞれの国では、日本でいう醤油のような料理には欠かせない調味料として日常的に使われています。
どちらも魚を使ったコクや旨味のある調味料なので、料理に少し足すことで味に深みが出て、また違った味わいに変化させることができます。

日本の魚醤は?

魚醤とはたっぷりの塩に魚を漬け込み、発酵させて作る調味料のことです。
日本では三大魚醤として、秋田の「しょっつる」、石川のいしる」、香川の「いかなご醤油」があります。日本の魚醤の熟成期間は1年から2年位です。
日本では醤油が一般的に使われる調味料ですが、大豆から作られる醤油とは違く、魚醤は魚の旨味や風味を感じられます。

クセの強いものから醤油の代わりに使えるクセの弱いものもありますので、好みや料理によって変えるのも良いでしょう。

魚醤は発酵させることで、動物性タンパク質が分解され、旨味成分となるグルタミン酸やタウリンなどが生成されます。

血圧の上昇を抑える効果や、アルツハイマー予防効果などもあり、栄養的にも優れた調味料とも言えます。

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