ちらし寿司の保存方法は？賞味期限や腐るとどうなるのかを紹介

ちらし寿司の日持ちする保存方法は知っていますか？今回は、ちらし寿司の賞味期限や保存方法【常温・冷蔵・冷凍】、腐るとどうなるのかを紹介します。

ちらし寿司の賞味期限は？

まずは、ちらし寿司の賞味期限の目安を保存別で紹介します。

• 常温保存：１～２日
• 冷蔵保存：１～２日
• 冷凍保存：２週間

ちらし寿司は、生ものではなく加熱済みの具材を混ぜたもののみ1～２日ほどであれば常温保存が可能です。ただし、夏場などの暑い時期は常温保存は避けましょう。

そして、刺身や生ものが入ったちらし寿司は冷蔵保存で1～2日保存することが出来ます。

しかし、ちらし寿司はの酢飯は劣化とともに水分が抜けてお米が固くなってしまうので、できるだけ当日中に食べきることをおすすめします。

【常温】ちらし寿司の保存方法

ちらし寿司の常温保存方法を紹介します。

刺身などの生ものが入っているちらし寿司は常温保存が出来ませんので、生ものは別にして冷蔵保存するなど注意が必要です。

【寿司桶を使った保存方法】

1. ちらし寿司を寿司桶に入れる
2. キッチンペーパーまたは布巾を軽く水を含ませてちらし寿司の上に被せる
3. 布巾の上にラップをかける
4. 冷暗所で保存する

【寿司桶を使わない保存方法】

1. ちらし寿司を空気が入らないようにラップでしっかりと包む
2. 冷暗所で保存する

寿司桶で保存する際は、水分を逃がさないために水分を含んだキッチンペーパーなどをかけておきましょう。水分が残った酢飯は固くならずに美味しさを維持します。

【冷蔵】ちらし寿司の保存方法

ちらし寿司の冷蔵保存方法を紹介します。

1. 酢飯が空気に触れないようにラップでしっかりと包む
2. 酢飯をラップで包んだら、さらに新聞紙で包む
3. 冷蔵庫の野菜室で保存する

酢飯は低温で保存をすると劣化しやすい性質を持っているため、新聞紙で包んで野菜室で保存し、冷えすぎないように工夫することが大切です。新聞紙などで包んでおけば冷えすぎ防止のほかにも酢飯の水分が飛ぶことも抑えます。

【冷凍】ちらし寿司の保存方法

ちらし寿司を冷凍保存すると、より日持ちさせることが出来ます。ちらし寿司の冷凍保存方法は以下の通りです。

1. ちらし寿司を一食分ずつ小分けにし、ラップでしっかりと包む
2. さらにジップ付き保存袋に入れて空気を抜く
3. 金属バットにちらし寿司をのせて冷凍庫で急速保存する

冷凍保存する際、こんにゃくなどの冷凍保存に不向きな食材は取り除くようにしましょう。

冷凍したちらし寿司を解凍するコツ

冷凍したちらし寿司の解凍方法を3通り紹介します。

まずは、ちらし寿司として食べる場合の解凍方法です。

1. ちらし寿司を電子レンジで解凍する
2. 加熱したら寿司酢を少し加える
3. ちらし寿司が冷めたら食べる

【蒸し寿司として食べる場合】

1. 冷凍してあるちらし寿司を冷凍庫に移して自然解凍させる
2. 解凍したらちらし寿司を丼に入れる
3. ちらし寿司を蒸し器に入れて蒸す

【アレンジして食べる場合】

1. 冷凍してあるちらし寿司を冷凍庫に移して自然解凍させる
2. 解凍したら、酢飯をほぐすために電子レンジで少々加熱する
3. 他の料理にアレンジする

ちらし寿司は加熱をすると酢が抜けて甘味のみ残ってしまうので、加熱した際は少量のすし酢を加えましょう。入れすぎを防ぐためにも味見をしながら調節していきましょう。

ちらし寿司が腐るとどうなるの？

賞味期限が過ぎていなくても、具材によっては早く傷んでしまうこともあります。ここからは、腐ったちらし寿司の特徴を紹介します。

• 酢飯に粘りがある
• すし酢とは違った酸味がある
• 酢飯が黄ばんでいる
• 生ものの具材が変色している

傷み始めたちらし寿司はまず酢飯に変化が現れるようです。保存しておいたちらし寿司を食べる際は、必ず上記のような変化がないか確かめる必要があります。