トマトのピクルスはいつまで日持ちするか知っていますか?
今回は、トマトのピクルスの賞味期限の目安や日持ちする保存ポイント・作り方・腐るとどうなるのかを紹介しますのでぜひ参考にしてみてくださいね。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
トマトのピクルスの賞味期限は?
トマトのピクルスは【市販・手作り】や【未開封・開封後】によって賞味期限が異なります。
トマトのピクルスの賞味期限の目安を種類や状態にわけて紹介します。
【市販の場合】
- 未開封:1ヶ月以上
- 開封後:1週間
【手作り】
- 未開封:1週間
- 開封後:3日
トマトのピクルスは市販の未開封の状態が1ヶ月以上と長く日持ちします。
市販のものは瓶の煮沸など衛生管理が徹底されているため、日持ちしやすいのが特徴。
手作りした場合は、消毒済みの清潔な容器・調理器具を使うことで最長1週間日持ちします。
一度開封した手作りのトマトのピクルスは正しい手順で保存を行ったとしても3日ほどしかもちませんので作ったらなるべく早めに食べきることをおすすめします。
トマトのピクルスの日持ちする保存ポイント
トマトのピクルスをできるだけ長く日持ちさせたいという場合は、次に紹介する保存ポイントを参考にしてみてください。
ここからはトマトのピクルスを日持ちさせる保存ポイントを3つ紹介します。
清潔な容器や調理器具を使う
トマトのピクルスを移し替えるときは清潔な箸を使い、煮沸消毒をした容器に入れましょう。
トマトのピクルスを保存する際は、不衛生な容器などを使うと早く傷んでしまいます。
清潔な容器・器具を使うことが料理を日持ちさせる基本となります。
ガラス製の密閉容器に入れる
トマトのピクルスを日持ちさせるためには、ガラス製の密閉容器に入れることも有効です。
ガラス製の容器にいれることで保存状態が確認しやすく、色移りやニオイ移りの心配がないのがメリットにあります。
トマトを煮沸消毒する
抗菌作用のあるお酢に漬けていても、トマトの表面には9割の細菌が付着しています。
トマトのピクルスを長く日持ちさせるためにも、トマトの煮沸消毒は大切です。
トマトのピクルスは冷凍せずに冷蔵保存
トマトのピクルスは冷凍保存に不向きです。
トマトを冷凍すると中の水分が流れて食感が悪くなってしまうので、冷凍ではなく冷蔵庫に入れて保存するようにしましょう。
トマトのピクルスの日持ちする作り方は?
ここからは、トマトのピクルスの日持ちする作り方を紹介しますう。
【材料】
- トマト:1パック
- はちみつ大さじ2杯
- 酢:100ml
- 塩:少々
【トマトピクルスの日持ちする作り方】
- トマトのヘタを取る
- へた周辺の皮に切り込みを浅く入れておく
- お湯を沸騰させてトマトを入れる
- 切り込んた部分がめくれたらトマトを取り出す
- 冷水にトマトを浸して皮を剥く
- トレイにトマトを並べてラップをする
- 鍋にトマト以外の材料を入れて火をかける
- 材料が溶けたら氷水入りのボウルに鍋ごと当てて冷ます
- トマトの水分を拭き取る
- ガラス製の密閉容器にトマトとピクルス液を入れて密閉する
- 容器まるごと煮沸消毒をする(約10分間)
- お湯から取り出し、5分間冷ます
- 容器を少し開けて脱気したら完成
トマトの皮に浅く切込みを入れて茹でるだけで湯むきしやすくなります。
トマトをトレーに並べてラップにかけることで菌が繁殖されやすい温度(30~40℃)を避けることができ、空気中の細菌の付着を抑える効果も高まります。
また、煮沸消毒をしてすぐに脱気をするとピクルス液が飛び出す恐れがあるので、必ず5分間は常温で冷ましてから脱気を行うようにしましょう。
トマトのピクルスが腐るとどうなるの?
ここでは腐ったトマトピクルスの特徴を紹介します。
- トマトにカビが生えている
- トマトが黒く変色している
- お酢が濁っている
- お酢に浮遊物がある
- 発酵したような酸っぱい臭い
トマトピクルスが腐ると、お酢とトマトに変化が現れます。
まずはトマトにカビがないか、黒く変色していないか確認しましょう。
カビが広がり、ピクルス液全体が濁っている場合も要注意です。
また、トマトのピクルスはお酢の酸味あるにおいが特徴ですが、腐るとお酢とは異なる発酵したような酸っぱい臭いを感じるようになります。
上記の特徴が1つでも当てはまる場合はすぐに処分しましょう。