キムチの正しい保存方法は知っていますか?冷凍保存することは出来るのでしょうか?
今回は、キムチの正しい保存方法について解説します。
キムチの冷蔵・冷凍保存方法や賞味期限の目安・冷凍キムチの解凍方法・腐るとどうなるのかを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
キムチの正しい保存方法って?冷凍できる?
発酵食品の一つであるキムチは日本でもご飯のお供として人気の食材です。
まずはキムチの正しい保存方法について解説していきます。
常温保存はNG
キムチを常温で放置すると乳酸菌が活発になり発酵が進んでしまいます。
発酵段階で放出されるガスがキムチの味を変化させるため、常温保存をすると腐ってしまうリスクが高くなるので注意しましょう。
保存するなら冷蔵・冷凍
キムチを保存するなら冷蔵・冷凍で保存を行いましょう。
キムチなどの発酵食品は温度が低い場所で保存をすると発酵が緩やかになり、温度の低い冷蔵庫や冷凍庫で保存をすると、発酵を抑え日持ちさせることができます。
食べきる量のキムチが残った場合は冷蔵保存、量が多くて賞味期限内に食べきれない場合は冷凍保存しましょう。
【冷蔵】キムチの保存方法・賞味期限
キムチの冷蔵保存方法と賞味期限の目安を紹介します。
キムチの冷蔵保存方法
市販のキムチはほとんどのパッケージに「要冷蔵」と記載されているため、基本的にキムチは冷蔵保存が向いています。
プラスチック容器に入っているキムチはそのまま冷蔵保存することもできますが、より密閉性の高い保存容器や保存袋に移し替えて保存をすると、より日持ちしますよ。
賞味期限の目安
キムチを冷蔵保存した場合の賞味期限を紹介します。
- 未開封の場合:製造日から20日前後
- 開封後の場合:約1週間
賞味期限の目安はキムチの種類にもよりますが、上記の期間を目安になるべく早めに食べきることをおすすめします。
【冷凍】キムチの保存方法・賞味期限
ここからはキムチの冷凍保存方法と賞味期限の目安を紹介します。
キムチの冷凍保存方法
キムチの冷凍保存方法は以下の通りです。
- カットされていないキムチは一口サイズに切っておく
- キムチを食べきる量だけジップロックなどで小分けにする
- 空気を抜いて密閉させ冷凍保存する
キムチを冷凍保存すると冷蔵保存に比べて長く日持ちさせることができます。
ただし、キムチに水分の多い大根やキュウリが入っている場合は、冷凍保存すると解凍時に水分が出て味が薄くなってしまうので、水分の多い具材が含まれているキムチの冷凍保存は避けましょう。
賞味期限の目安
冷凍したキムチの賞味期限は約1ヶ月です。
ただし、臭いの強いキムチを長期間冷凍保存すると、冷凍庫でのニオイ移りや冷凍焼けを起こす場合があるので注意が必要です。
また、スーパーなどで販売されているキムチは発酵しない浅漬け型もありますが、保存期間が長いほど腐敗してしまうことがあるので、キムチの種類に限らず賞味期限を目安になるべく早く食べきることをおすすめします。
冷凍したキムチの解凍方法
冷凍したキムチは常温または冷蔵庫に移して自然解凍することをおすすめします。
急いでいる場合は、包装した状態のまま流水にさらすと解凍時間の時短になるので試してみてくださいね。
キムチが腐るとどうなるの?
発酵食品であるキムチは劣化の見分けが難しいですが、キムチが腐るとどのような変化が現れるのでしょうか。
腐ったキムチの特徴は以下の通りです。
- アルコール臭がする
- 酸味が強い
- カビが生えている
キムチの酸味が強すぎるのは発酵が進んでいる証拠です。
キムチは発酵すればするほど酸が増えていくので、腐るとアルコール臭のような強い臭いになります。
キムチは見た目の変化がわかりにくいので、臭いで腐っているか確かめましょう。