銀杏の正しい保存方法は知っていますか?
カリウムやビタミンCなど栄養豊富な銀杏といえば、茶碗蒸しや炊き込みご飯に入れて食べることが多いですよね。
今回は、銀杏の正しい保存方法と賞味期限の目安を【冷蔵・冷凍】にわけて紹介します。
簡単に下処理する方法も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
銀杏の正しい保存方法って?
銀杏は冷蔵・冷凍での保存が基本です。
常温での保存も可能ですが、皮が付いた状態で約1週間、皮を剥いた状態で3日ほどしか日持ちしません。
銀杏をより長く保存する場合や、大量に銀杏を手に入れた場合は、日持ちしやすい冷蔵、または冷凍での保存をおすすめします。
銀杏の下処理ポイント
拾った銀杏は、使う前に果皮を剥く必要があります。
- ぎんなんの実を指で潰す
- 種だけを取り出す
- バケツに水を入れて種周りの実を洗い流す
- 日当たりの良い場所に置いて3日ほど乾かす
上記の手順で行えば簡単に下処理できるので、参考にしてみてください。
【冷蔵】銀杏の保存方法・賞味期限
まずは、銀杏の冷蔵保存方法と賞味期限の目安を紹介します。
【銀杏の冷蔵保存方法】
- キッチンペーパーを湿らせて、殻付きの状態の銀杏を包み冷蔵保存する
- キッチンペーパーが乾いたら、その都度水で湿らせておく
銀杏を冷蔵保存する際は、乾燥しないよう、常にキッチンペーパーを湿らせておく必要がありますが、湿らせすぎには注意です。
適度に湿らせて冷蔵保存することで1ヶ月ほど日持ちするでしょう。
より、冷蔵保存で長持ちさせたい場合は、真空器パックを使用することで1年は長持ちします。
【冷凍】銀杏の冷凍方法
銀杏を冷凍保存する場合は、炒めて保存または茹でて保存する方法があります。
ここからは、銀杏の冷凍保存方法と賞味期限の目安を紹介します。
銀杏を炒めて冷凍保存する方法・賞味期限
銀杏を炒めて冷凍保存する方法は以下のとおりです。
- 銀杏の殻を割り、薄皮の状態にする
- フライパンを用意し、サラダ油・塩・銀杏を入れる
- フライパンに蓋をして強火で6分、ゆすりながら炒る
- 銀杏が透き通ってきたら火を止める
- 千枚通しで刺し、薄皮を剥ぐ(ゴム手袋着用)
- 冷めたら冷凍パックに入れて冷凍保存する
上記の手順で銀杏を冷凍保存すると約半年ほど日持ちします。
千枚通しは100円ショップなどで購入できますが、無い場合はアイスピックで代用しましょう。
銀杏を茹でて冷凍保存する方法・賞味期限
銀杏を茹でて冷凍保存する場合は以下の手順で行ってください。
- フライパンを熱し、銀杏を入れて蓋をする
- ゆすりながら5分ほど中火にして炒る
- 銀杏を数回に分けて取り出して、殻を取り外す(タオルなどを被せて、手のひらに体重をかける)
- 鍋にたっぷりの水と少量の塩を入れて沸騰させる
- 沸騰したら銀杏を入れて、おたまで転がして薄皮を取り除く
- 水気をしっかり拭き取る
- ラップを敷いて、銀杏を薄く広げて包む
- 冷凍保存する
銀杏を炒る工程では、必ず蓋をして行いましょう。
炒る際にぎんなんがはじけるため、蓋をしないとやけどのリスクが高まります。
銀杏をラップで包む際は、できるだけ空気が入らないようにピッタリと包むことがポイントです。
上記のように銀杏を茹でて冷凍保存した場合は半年ほど日持ちするので、大量に銀杏を手に入れた際は冷凍保存しておくことをおすすめします。
冷凍した銀杏の解凍方法は?
冷凍した銀杏を解凍する際は、以下の方法をお試しください。
- 冷蔵庫に移してじっくり自然解凍する
- 流水に当てて解凍する
- 電子レンジで加熱解凍する
殻付きで電子レンジ解凍する場合は熱で銀杏がはじけてしまう恐れがあるため、W数を低めに設定し、調節しながら温めましょう。