かまぼこは冷凍で日持ちすることを知っていますか?
冷凍することで、長期保存を含めてさまざまなメリットを得られます。
今回は、かまぼこの正しい冷凍保存方法と賞味期限の目安について紹介します。
冷凍かまぼこのおすすめ解凍方法や冷凍するメリット・腐るとどうなるのかもまとめましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
かまぼこは冷凍できるって本当?
かまぼこは冷蔵保存が基本ですが、より長く保存したい場合は冷凍保存がおすすめです。
かまぼこは冷凍すると水分が抜けて弾力が増し、味・食感が少し変わってしまいますが、正しく解凍・調理すればおいしく食べられますので、ぜひ冷凍保存をお試しください。
かまぼこを冷凍するメリット
かまぼこを冷凍保存すると味や食感が変わりますが、冷凍するメリットもたくさんあります。
ここからは、かまぼこを冷凍保存するメリットを2つ紹介します。
味が染み込みやすくなる
かまぼこは冷凍することで気泡のような小さな穴が空き、味が染み込みやすくなります。
そのため、汁物や鍋料理に使うと味がしっかり染み付いておいしく仕上がります。
調理の時短になる
かまぼこを使いやすい薄さに切って冷凍しておくと、使うときに切る手間が省けてさっと使えます。
解凍されたまま加熱調理に使うこともできるのでとても便利です。
【冷凍】かまぼこの保存方法・賞味期限の目安
かまぼこの正しい冷凍保存方法と賞味期限の目安を紹介します。
- 板を外し、調理しやすい大きさに切る
- ステンレスのトレーにラップを敷いて、重ならないように並べる
- 上からラップをかけて空気を抜き、冷凍庫にいれる
- かまぼこが凍ったらトレーごと取り出す
- かまぼこをラップで包みジップ付き保存袋に入れて密封する
- 冷凍保存する
上記の方法で冷凍保存すると、2~3週間日持ちします。
かまぼこを適切な状態で保存するには、乾燥しないように空気を抜いて保存することが大切です。
かまぼこを薄く切って冷凍することで、冷凍スピードも早まるのでおすすめです。
冷凍かまぼこの解凍方法
冷凍したかまぼこは、以下の解凍方法があります。
- 電子レンジで少し温める
- そのままお弁当に入れる
- 凍ったまま調理する
冷凍かまぼこをそのまますぐに食べたい場合は、電子レンジで少し温めましょう。
薄く切ったかまぼこは約15秒、厚いものは約30秒ほど様子を見ながら加熱してください。温めすぎると水分がなくなり食感が変わってしまうので注意が必要です。
かまぼこをお弁当に入れる場合は、解凍せずにそのまま入れましょう。
食べる頃には解凍されている上に、保冷剤代わりにもなるのでおすすめです。
また、汁物や鍋・炒め物にかまぼこを使う場合も、解凍せずにそのまま調理できます。
冷凍かまぼこは味が馴染みやすいのでさまざまな料理におすすめです。
冷凍かまぼこが腐るとどうなるの?
かまぼこは、長く冷凍保存していると乾燥が進み冷凍やけを起こしやすくなりますが、腐ると具体的にどのような特徴が現れるのでしょうか?
ここでは冷凍保存していたかまぼこが腐るとどうなるのかを紹介します。
【腐ったかまぼこの特徴】
- 酸っぱい臭いがする
- 粘り気があり、糸を引いている
- カビが生えている
- 腐った臭いがする
- 酸味が強い
冷凍かまぼこを解凍・調理した際、上記のように臭いや見た目に変化がある場合は腐っている可能性が高いです。
腐ったかまぼこを食べると食中毒を起こす恐れがあるため、食べる前に処分しましょう。