生タコの刺身は危険？そのまま食べるのは大丈夫かや下処理の方法を解説！簡単レシピも

新鮮なタコの美味しさを存分に楽しみたいけれど、安全性についての疑問もつきものですよね。

この記事では、生タコの刺身を安全に楽しむためのポイントを解説します。

生タコの下処理や注意点、おすすめの食べ方など、確かな情報をお届けします。

安心してタコの刺身を楽しむためのヒントが満載です。

今回は、

生たこの刺身が危険といわれる理由

生たこの刺身の下処理方法

タコの生食用はそのまま食べられるのか

タコの簡単レシピ

についてご紹介します。

目次 -お好きなところからお読み下さい-

1 生たこの刺身が危険といわれる理由は？
2 生たこの刺身の下処理方法は？
3 タコの生食用はそのまま食べられるの？
4 タコの簡単レシピは？
5 まとめ

生たこの刺身が危険といわれる理由は？

生たこの刺身が危険といわれる理由はこちら↓↓↓

①吸盤に雑菌があるから

調理師は、タコの料理時に吸盤の部分を切り捨てることが一般的です。
なぜなら、凸凹した吸盤には汚れがたまりやすく、雑菌の繁殖場となるからです。
足先以外の吸盤も同様に内部に汚れが入り込んでおり、生で食べる際にはきちんと処理する必要があります。
このため、下処理が複雑であることから、生食は食中毒のリスクが高まると考えられています。

②寄生虫がいるから

また、寄生虫の存在もタコの生食に伴う危険の一因です。
特にニハイチュウと呼ばれる寄生虫は、タコやイカの腎臓に寄生することが知られています。
これまでに食中毒の報告はないものの、生食することでリスクが高まる可能性があります。
しかし、タコの身には寄生虫は存在しません。
ニハイチュウが寄生するのは腎臓であり、また人体に害を及ぼすアニサキスもタコには影響しません。
そのため、タコの身を生で食べる場合は安全であるとされています。

これらの理由から、生のタコの刺身を食べる際には、適切な下処理と注意が必要です。

食べる前にきちんと加熱したり、新鮮なものを選ぶなどの対策が重要です。

生たこの刺身の下処理方法は？

生たこの刺身の下処理方法はこちら↓↓↓

①塩をもみこんでぬめりと汚れを取り除く

タコ200gに対して大さじ0.5杯の塩を目安にしましょう。
塩を揉み込むことで、表面の細菌や雑菌、生臭さをしっかり落とすことができます。
ただし、揉み込む時間は短くすることが重要です。
長時間揉み込むと塩味が染み込んでしまい、味がしょっぱくなってしまいます。
ぬめりが取れると、ベタッとした液体が出てきます。この状態で、手でこすりながら水で洗い流します。

②吸盤を包丁で切り落とす

ただし、足の先の部分は細くなっており、切り落とすと食べられる部分が少なくなってしまうため、付け根の太い部分を使います。
付け根の部分を使う際は、包丁がよく切れるものを使用しましょう。

③お湯にくぐらせ冷水で冷やす

吸盤を落としたら、お湯にサッとくぐらせて冷水で冷やします。
これにより、表面の汚れや生臭さを取り除きます。
お湯にくぐらせる時間は2〜3秒程度で、火が入らないようにすぐに冷水で冷やします。

④水気をふき取る

最後に、水気を拭き取ってタコを薄く切れば完成です。

これで、安全で美味しいタコの刺身が楽しめます。

タコの生食用はそのまま食べられるの？

タコの生食用はそのまま食べられるのかはこちら↓↓↓

スーパーや市場で見かける、表面が赤く見えるタコは、一般的にゆでたもので加熱処理が施されているため、そのまま食べても安全です。

しかし、「生」と表示されているにも関わらず加熱されている場合、混乱することもあるでしょう。

ここでの「生食」とは、加熱処理を施さずにそのまま食べることが想定されていることを示しています。

そのため、本来の「生」の意味とは異なります。

「ゆでだこ」と明記されている場合は理解しやすいですが、そうでない場合、本物の生のタコであることを示す「真タコ（生食用）」と表示されます。

その一方で、添加物や調味料の記載がある場合は、加工されたものであることがわかります。

生の食品には通常、添加物の記載がありません。

また、ゆでてあるタコは、洗わなくても問題ありません。

水っぽく感じたり気になる場合は洗ってもいいですが、本来ゆでてあるため特に問題はありません。

そのまま切って酢の物や醤油をつけて食べることもできます。

タコの簡単レシピは？

タコの簡単レシピはこちら↓↓↓

「たこわさびマヨネーズ」

材料:
– 茹でだこ: 適量
– わさび: 小さじ1〜2
– マヨネーズ: 適量
– 青ねぎ（みじん切り）: 適量（オプション）

手順:
1. 茹でだこを適当な大きさに切ります。食べやすい大きさにすると良いでしょう。
2. ボウルにマヨネーズとわさびを入れ、よく混ぜます。わさびの量はお好みで調整してください。
3. 茹でだこを1のボウルに加え、マヨネーズとわさびとよく絡めます。
4. オプションとして、青ねぎを加えても良いです。食感や風味をプラスします。
5. 器に盛り付けて、お好みでご飯やビールと一緒にお楽しみください。

このレシピは簡単に作れるだけでなく、わさびのピリ辛さとマヨネーズのクリーミーさが茹でだこの旨みを引き立て、とても美味しい一品になります。