うなぎの蒲焼きの保存方法は？冷凍できる？賞味期限と解凍のコツを紹介

うなぎの保存方法は知っていますか？うなぎは冷凍で長期保存することが出来ます。今回は、うなぎの蒲焼きの冷凍保存方法・賞味期限の目安・解凍のコツ・腐るとどうなるのかを紹介します。冷凍したうなぎの蒲焼きは、解凍時にひと手間加えるだけで、ふっくらしたと美味しく仕上がるのでぜひ参考にしてみてくださいね。

うなぎの蒲焼きの保存方法は？

うなぎといえば、土用の丑の日になると購入して食べるご家庭も多いのではないでしょうか。特別感のあるうなぎの蒲焼き。食べきれない場合など、どうせなら味を落とさずに保存したいですよね。うなぎの蒲焼きは加熱調理済みで販売されていることが多いですが、常温での保存は菌が繁殖しやすくなり食中毒を起こすリスクもあるためおすすめできません。２～３日で食べきる予定であれば冷凍保存をしましょう。長期間保存する場合は冷凍庫での保存をおすすめします。

【冷凍】うなぎの蒲焼きの保存方法・賞味期限

うなぎの蒲焼きの冷凍保存方法と賞味期限の目安を紹介します。

うなぎの蒲焼きの冷凍保存方法

うなぎの蒲焼きの冷凍保存方法は以下の通りです。

1. タレを水で洗い流す
2. キッチンペーパーで水をふき取る
3. 一切れずつしっかりとラップで包み、ジップ付きの保存袋にいれて密閉
4. 金属トレーに乗せて冷凍庫に入れる

タレをつけての冷凍保存はデメリットが多くあります。解凍時の焦げの原因となる上に、酸化しやすく雑菌も増えてしまいます。さらにうなぎの身も固くなって味も落ちてしまうので、うなぎの蒲焼きを冷凍保存する際はタレを除いて保存しましょう。

賞味期限の目安

うなぎの蒲焼きを冷凍保存した場合の賞味期限は約1ヶ月です。冷蔵保存に比べ長持ちしますね。ただし、保存期間が長いほど劣化は進み味も落ちてしまいますので、なるべく早く食べきるようにしましょう。

冷凍したうなぎの蒲焼きを解凍するコツ

続いては冷凍したうなぎの蒲焼きを解凍するコツを３通り紹介していきます。

フライパンで蒸す方法

冷凍したうなぎの蒲焼きをフライパンで温めるとふっくらとした仕上がりになります。

手順は以下の通りです。

1. フライパンにアルミホイルを敷く
2. うなぎの皮を下にして乗せ、酒(小さじ１)をふりかける
3. 蓋をして弱火で２～３分蒸す

フライパンの塗装が剥がれるのを防ぐために、フライパンに水を少し入れてからアルミホイルを敷いて温めましょう。

トースターで温める方法

うなぎの蒲焼きをトースターで温めると、外がパリッと、中がふっくらした仕上がりになります。

手順は以下の通りです。

1. アルミホイルにうなぎをのせる(皮目を下にする)
2. 酒(小さじ１)を振りかけてアルミホイルで包む
3. 低温で10分ほど温める
4. アルミホイルの包みを解いてタレを塗る
5. 包まずに高温で５分ほど加熱する

うなぎを低温で蒸らしながら解凍しましょう。解凍後にタレをつけて高温で焼き上げることが美味しく仕上げるポイントです。

グリルで炙る方法

冷凍したうなぎをグリルで炙るとパリッとした仕上がりになります。

手順は以下の通りです。

1. グリルを予熱する
2. 皮目を下にしてうなぎを乗せる
3. 中火～強火で焼く
4. うなぎに泡が立ったらタレを塗る
5. 香りが立ったら引き上げる

タレを塗った後は焦げやすくなるので、香りが立ったら焦げる前に引き上げましょう。

うなぎの蒲焼きが腐るとどうなる？

うなぎの蒲焼きが腐るとどのような変化があらわれるのでしょうか？腐ったうなぎの蒲焼きの特徴を紹介します。

• カビが生えている
• 酸っぱいニオイ・アンモニア臭
• ぬめり・糸をひいている
• 変色している
• 液体が滲み出ている(ドリップ)
• 酸味・えぐ味

うなぎの蒲焼きが腐ると、生ものが腐った状態と同じ特徴があらわれます。正しい方法で冷凍保存をしていても、冷凍する前の保存状態が悪いと腐らせてしまう場合があるので注意しましょう。