米ぬかを食べ過ぎると体に悪いってホント？毎日食べるとどうなる？

 

玄米を削る時に出る粉で玄米のおよそ１割部分である米ぬか。

あまり料理では見かけないため、米ぬかはぬか漬けの印象が強い方もいるかもしれませんね。

しかし、実はそれだけではなく、米ぬかは石鹸や化粧品にも使われています。

この記事ではお米の命であるとも言われている

米ぬかを適量食べた時の効果

米ぬかを食べ過ぎると体に悪いってホント？毎日食べるとどうなる？

食べ過ぎによるデメリットについてもご紹介したいと思います。

米ぬかを食べることによって期待できる代表的な効果・メリット

整腸作用

米ぬかに含まれる食物繊維にはお通じを良くしたり、善玉菌を増やす働きがあります。

善玉菌が増えると、腸内環境が向上するため、米ぬかには整腸作用があります。

美肌、美白効果

米ぬかは石鹸や化粧品にも使われていますが、肌荒れに悩む方の強い味方になります。

米ぬかに含まれるセラミドはお肌の細胞同士の間を埋めることで水分を蓄え、肌をみずみずしく保つ効果があります。

また、フェルラ酸も含まれていて、フェルラ酸には紫外線による日焼け対策やメラニンの生成を抑えてくれる働きがあります。

そのため、米ぬかには美肌だけでなく美白効果もあると言われています。

血液サラサラになる

米ぬかに含まれるビタミンEには血管の健康を保つ働きや、血液の流れをスムーズにする働きがあります。

このことから米ぬかを食べると血液サラサラになると言われています。

ダイエット効果も

米ぬかは満腹感を感じやすく、脂質代謝を良くしたり、整腸作用があるため、ダイエットにも適しています。

ダイエットに取り入れる方法も簡単で、普段の食事にプラスするだけ！

とっても簡単ですね。

食べ過ぎると体に悪いってホント？毎日食べるとどうなる？

下痢など消化不良になる

米ぬかには食物繊維が含まれていて、適量であれば食物繊維はお通じを良くする効果や、腸内環境改善などに良い栄養素です。

しかし、食物繊維は食べ過ぎると下痢など消化不良になる場合があるので注意が必要です。

ミネラル不足による貧血など

米ぬかは食べ過ぎるとミネラル不足になる場合があります。

これは米ぬかに含まれるフィチン酸というものが、キレート作用というミネラルの欠乏を起こすことがあるから。

ミネラル不足になるとめまいや貧血に繋がることがあるため、注意が必要です。

特にミネラルをしっかり摂らない状態で、米ぬかを食べ過ぎるのは避けたいものです。

適量はどのくらい？

 

米ぬかの適量は１食あたり大さじ１程度を目安にすると良いでしょう。

１食あたり大さじ１ですと、１日では大さじ３ということになりますが、米ぬかは少しずつ食べることで効果を発揮します。

１日の適量は大さじ２程度にとどめ、最大でも大さじ３までとするのがおすすめ。

健康だけでなく、美容やダイエットにも効果があるため、これまであまり食べたことがない方は少量ずつ生活に取り入れてみてはいかがでしょうか？

米ぬかに限らず、どんな食べ物にも適量というのはありますので、食べ過ぎに注意しましょう。

適度に食べて、健康に過ごしたいものです。