とうもろこしの正しい保存方法と賞味期限は知っていますか?
今回は、とうもろこしを【冷蔵・冷凍】で長持ちさせる方法と賞味期限、解凍方法などを紹介します。とうもろこしが腐るとどうなるのかもまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
とうもろこしを長持ちさせるポイント
ほんのりした甘みが人気の野菜、とうもろこし。
とうもろこしを美味しく保存するためのポイントを紹介します。
新鮮なとうもろこしを見極める
とうもろこしを購入する際は、
- 皮の色が緑色に濃いもの
- 粒が大きい、隙間なく実がついている
- ひげが茶色
この部分をチェックして新鮮なとうもろこしを選びましょう。
とうもろこしの実が隙間なくついていて粒が大きく揃っているものがおすすめ。またひげが茶色くなっているものは、完熟している証拠なので美味しいですよ。
購入後は早めに調理
とうもろこしは水分が多く傷みやすい食材。
さらに、とうもろこしの糖分は収穫後からデンプンに変化していきます。
そのため、購入後は出来るだけ早く調理しておいたほうが、美味しくとうもろこしを食べられますよ。
【冷蔵】とうもろこしの保存方法・賞味期限
さっそくとうもろこしの保存方法と賞味期限を紹介します。
生のまま冷蔵保存
まずは生のまま冷蔵保存する場合。
- 皮を剥がさずキッチンペーパーで包む。
- 立たせて、野菜室で保存。
賞味期限の目安は2~3日程度。
とうもろこしは横にして保存すると、とうもろこしに含まれている糖分が余計に消費されてしまいますので、立たせてストレスを与えずに保存させましょう。
茹でてから冷蔵保存
茹でてから冷蔵保存する場合。
- とうもろこしを茹でる。
- 少し熱い状態のまま1本ずつラップで包む。
- 粗熱をとってから冷蔵庫にいれる。
賞味期限の目安は3~4日程度。
生のまま冷蔵保存するよりも日持ちしやすいです。
粗熱をとらずに冷蔵庫にいれると、冷蔵庫にある他の食材が傷みやすいので、しっかり冷ました状態になってから冷蔵保存しましょう。
【冷凍】とうもろこしの保存方法・賞味期限
続いては、とうもろこしを冷凍保存する方法と賞味期限を紹介します。
生のまま冷凍保存
まずは生のまま冷凍保存する場合。
- 皮を剥がさず、1本ずつラップに包む。
- フリーザーバッグなどに入れて冷凍庫で保存。
賞味期限の目安は2ヶ月程度。
とうもろこしを、より長く日持ちしたい場合にこの方法がおすすめです。
茹でてから冷凍保存
- とうもろこしを硬めに茹でる。
- 3cmほどの輪切り、もしくは実だけを取り出す。
- フリーザーバッグなどに入れて冷凍保存。
賞味期限の目安は1ヶ月程度。
とうもろこしの実だけを取り保存しておけば、調理の際手間が省けて便利ですよ。
冷凍したとうもろこしの解凍方法
冷凍したとうもろこしの解凍方法を紹介します。
調理法に合わせて解凍方法を決めてくださいね。
そのまま調理
冷凍したとうもろこしは解凍せずそのまま調理をすると、食感や色の変化を抑えられるというメリットがあります。
解凍する手間も省け、一石二鳥ですね。
電子レンジで解凍
冷凍処理の際に茹でたとうもろこしは電子レンジで簡単に解凍ができます。
- 茹でてから冷凍したとうもろこしを耐熱皿にのせる
- 600wの電子レンジで3分ほど加熱。
とうもろこしの甘みがキープできますのでお試しください。
とうもろこしが腐るとどうなる?
とうもろこしが腐るとどうなってしまうのでしょうか?
とうもろこしの傷み始めたサインと完全に腐っている場合を紹介します。保存したとうもろこしが傷んでいないか確認してみましょう。
とうもろこしが傷み始めたサイン
- 皮の色が薄い
- 表面がしわしわになっている
- 切り口が変色し始めている
とうもろこしの実がしわしわになっている場合、まだ食べられますが栄養と味が落ちている可能性があります。
皮の色が薄くなっていたり切り口が変色している場合は鮮度が落ちていますので食べることはおすすめできません。
完全に腐っている場合
完全に腐っている場合は以下の通りです。
- ネバネバしている
- 茶色く変色している
- 酸っぱい臭いがする
このような症状が出てしまうと完全に腐ってしまっているので食べないよう注意が必要です。