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いくらの醤油漬けにアニサキス(寄生虫)はいる?冷凍や加熱すれば食べられる?

秋鮭漁が始まると、スーパーに生の筋子がス並ぶので、いくらの醤油漬けをお家で作る方も多いかと思います。

近年、アニサキス(寄生虫)による食中毒の発生が増えているので、生の筋子にもアニサキスがいるのでは?と気になりますね。

アニサキス食中毒が増えてきて、お刺し身など生の魚介類を食べるのが心配な方もいるのではないでしょうか。

今回は、いくらの醤油漬けにアニサキスはいるのか、見つけ方やアニサキス症の予防方法など、紹介していきます!

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いくらの醤油漬けにアニサキスはいる?どんな寄生虫?

アニサキスはイカやサバ、アジ、サンマなどの内臓にいる寄生虫の一種です。

アニサキスはサケに寄生する

サケにも寄生するので、生きたまま口に入れて体内に入ってしまうと、数時間後にひどい吐き気や激しい痛みなどの症状が現れるアニサキス症という感染症を起こします。

生の筋子にアニサキスはいる?

アニサキスは内臓に寄生しています。

ただ、寄生していたサケが死んでしまうとアニサキスは内臓から筋肉(身)の方に移動してくるので、体内に入るリスクが高くなります。
生のサーモンにも注意が必要ですね。

筋子は卵が卵巣膜に包まれている状態なので、アニサキスがついていることがあります。
アニサキスは白っぽく2〜3cmくらいの長さなので、オレンジ色の筋子にいたら目視ですぐに見つかりそうですね。

鮮魚店や飲食店ではアニサキスの発見にブラックライトを取り入れているところもあるそうです。

いくらの醤油漬けを安全に作って食べる方法

まず、いくらの醤油漬けの作り方を見ていきましょう。

いくらの醤油漬けの作り方

①ボウルにぬるま湯(40℃前後)で濃度5%くらいの食塩水を作る

②筋子を食塩水の中に入れて、卵殻膜から卵をほぐし、薄皮やごみを取り除いてザルに上げる。

ボウルにパラパラになったいくらと新しい食塩水を入れて、軽くかき混ぜながら薄皮や白い膜を取り除く。

※2~3回繰り返して水切りをしておく。

いくらを潰さないように、指の腹を使って優しくかき混ぜる。

④調味液に半日〜1日ほど漬けておく。

調味液は、醤油・みりん・酒を煮立たせて作っておいたり、シンプルにめんつゆのみ、と、各家庭の味つけがあるようです。

アニサキス症の予防方法

いくらの醤油漬けのアニサキス対策はこちら↓↓↓

目視で確認し、鮮度が高いうちに調理

冷凍保存

生食は鮮度がポイント

生の海産物を調理するときは、鮮度の高いうちに処理することが重要です。

スーパーで売っている生の筋子は、なるべく色のキレイなものを選び、買ったその日に調理しましょう。

もしアニサキスを発見したら、割り箸などで取り除きましょう。

冷凍してアニサキスを死滅させる

アニサキスは低温に弱く、5℃以下で動きが鈍くなり、−20℃で24時間以上冷凍すると死滅します。

上で紹介したいくらの醤油漬けの作り方を見ると、いくらを塩水で何度か洗っている時点で、アニサキスを取り除けそうです。

念には念を入れて、完成したいくらの醤油漬けを冷凍庫で2日ほど凍らせてアニサキス対策をしましょう

食べるときは冷蔵庫でゆっくりと解凍しましょう。

アニサキスは加熱で死滅するが…

アニサキスは熱にも弱いので、加熱調理することで死滅させることができます。

加熱したらいくらが茹で上がってしまうので、この方法は使えませんが、他の魚介類のアニサキス対策としては有効です。

アニサキスは70℃以上ですぐに死滅し、60℃なら1分の加熱で死滅します。

アニサキスは酢漬けや塩漬け、醤油漬けで死滅する??

アニサキスは酸に強く、体内に入っても1週間くらい生きると言われています。

醤油漬けはもちろん、酢で締めたり、塩漬けにしても死滅しないので、安心安全のために冷凍するのが望ましいですね。

まとめ

ここまで、いくらの醤油漬けにアニサキスはいるのか、いくらのアニサキス対策など、紹介させていただきました。

いくらの醤油漬けを作る前の筋子にはアニサキスがいる可能性があります。
アニサキスは体内に入ると、腹痛や嘔吐など激しい痛みのアニサキス症を起こすことがあるので、目視でしっかりと確認しましょう。
しっかりと目視で確認し、不安な場合は作ったいくらの醤油漬けを冷凍庫でしっかりと2日ほど凍らせましょう。

筋子いくらの醤油漬けにアニサキスを見つけたら、適切な処理をして安全に食べましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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