イカは冷凍で長期保存ができることを知っていますか?
冷蔵保存だとあまり日持ちしないので、イカを美味しく保存するためにも冷凍保存がおすすめです。
今回は、イカの冷凍保存方法と賞味期限の目安を紹介します。
下処理のコツ・おすすめ解凍方法・腐るとどうなるのかなどまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
イカは冷凍で長期保存ができる
イカは、煮物や炒め物・刺し身など様々な料理に使える人気食材ですが、保存方法に困ったことはありませんか?
冷蔵だとあまり日持ちしないイカですが、正しい手順で冷凍保存をすれば長期保存が可能です。
下処理をしたイカを、そのまま冷凍保存したり、下味をつけてから冷凍保存すると日持ちしやすくなります。
イカを大量に手に入れた際はぜひ冷凍保存をしてみてはいかがでしょうか。
イカの下処理方法
イカを冷凍保存する際は、下処理をしてから保存しましょう。
イカの正しい下処理方法を紹介します。
【イカの下処理方法】
- 足と胴が繋がっているところを指で切り離す
- 足とわたを一緒に引き出す(墨袋は破らないようにする)
- 軟骨を取り除く
- 軟骨と目玉の部分で足を切り離す
- 口ばしを取る
- しっかり水気を拭き取る
- 三角の部分(エンペラ)の裏側を外す
- 濡れ布巾を用意する
- 濡れ布巾で皮を引っ張るように切り離したら完了
水分の少ないイカは冷凍保存に向いているので、長期保存したいときは下処理を済ませてから冷凍保存しましょう。
【冷凍】イカの保存方法・賞味期限
イカの下処理が終わったら、さっそく冷凍保存しましょう。
イカには次のような保存方法があります。
- そのまま保存
- 下味をつけて保存
それぞれの冷凍保存方法を確認していきましょう。
そのまま保存する方法
イカを下処理したら、部位ごとに切り分けてラップしてください。しっかりラップで包んだらジップ付き保存袋に入れて冷凍保存しましょう。
イカをそのまま冷凍保存した場合の賞味期限は約1ヶ月です。
下味をつけて保存する方法
下処理したイカに下味をつけて冷凍保存する方法もあります。
- 下処理したイカをジップ付き保存袋に入れる
- お好みの漬け汁を用意してイカと一緒に漬ける
- 空気を抜いて密閉し冷凍保存する
下味をつけて冷凍保存した場合も約1ヶ月日持ちします。
均等に下味をつけるためにも、イカが浸るように漬け汁を入れて保存しましょう。
冷凍したイカの解凍方法
冷凍したイカは冷蔵庫での自然解凍がおすすめです。
解凍せずにそのまま加熱調理することもできますが、油がはねやすく危ないので、なるべく解凍してから調理しましょう。
冷蔵庫に移してから5~6時間ほどで解凍できます。
冷凍イカが腐るとどうなるの?
冷凍保存したイカが腐るとどうなるのでしょうか。
ここでは、腐ったイカの特徴を紹介します。
- 冷凍焼けを起こしている
- 霜がついている
- 腐敗臭がする
- ぬめりがある
- 保存袋が膨張している
イカは正しく冷凍保存しても酸化が進み傷んでしまいます。冷凍保存をしたイカは食べる前に腐っていないか必ず確認してください。
また、自然解凍したまま冷蔵庫で放置した場合も腐ってしまう可能性があるので、上記のような特徴が現れる前に使い切ることをおすすめします。