独特な食感と風味がクセになるピーマンは様々な料理に使いやすいですが、大量に購入した場合使い道がなくて腐らないか心配になってしまうこともしばしば。
そこで今回は、ピーマンの賞味期限の目安・腐ったピーマンの特徴・日持ちする保存方法などを紹介していきます。
ピーマンを腐らせないためにも、賞味期限の目安や正しい保存方法はチェックしておきましょう。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
ピーマンの賞味期限は？
ピーマンの賞味期限は保存方法によって異なります。
まずは、ピーマンの賞味期限の目安を確認しましょう。
- 丸ごと冷蔵保存：約2週間
- カットして冷蔵保存：約2~3日
- 冷凍保存：約1ヶ月
ピーマンを丸ごと冷蔵する場合は2週間と長持ちしますが、カットをすると2~3日ほどしか日持ちしません。
カットをして保存しておけば調理する際の時短になり便利ですので、数日で使う予定のある場合はカットをして冷蔵保存をしても全く問題ありませんが、すぐに使い切る予定のない場合は丸ごと保存、または冷凍保存をしておきましょう。
ピーマンが腐るとどうなるの？
ここでは、腐ったピーマンの見分け方を紹介します。
【見た目】
- カビが生えている
- 種が黒ずんでいる
- 鮮やかな緑から茶色に近い緑に変色している
- 茶色い汁がでる
- 実が溶けている
【ニオイ】
- 酸っぱい臭い
- 腐ったような臭い
【味】
- 酸味が強い
- 違和感のある味
保存していたピーマンが腐っていないか見分けるときは、まず見た目を確認しましょう。
劣化したピーマンは茶色に変色するので、鮮やかな緑色でなくなったピーマンは食べないようにしましょう。
腐ったピーマンは変色以外にもカビが目立つようになります。
カビが見えなくても目に見えないようなカビも生えていることがありますので、鮮度が気になるときは必ず加熱をしてから食べるようにしましょう。
また、腐ったピーマンは触るとぶよぶよに柔らかくなり、実が溶け始めます。
さらに、菌が繁殖して腐敗臭がひどくなっていきます。
このような状態のピーマンは食べずにすぐ処分するようにしてください。
万が一、異変に気づかず食べてしまい、味に酸味などの違和感を感じる場合はすぐに吐き出し食べないようにしましょう。
これって腐ってる？ピーマンの劣化が心配なときの特徴は？
ここでは、ピーマンの劣化が心配になった時の特徴と食べても問題ないのかを調査しました。
ピーマンがしわしわ・しなしなになっている
ピーマンは長く保存していると、水分が抜けてしわしわ・しなしなになってしまいます。
水分が抜けて表面にハリがなくなっても、他に腐っている特徴がなければ食べても問題ありません。
しかし、腐り始める手前ではあるため、なるべく早めに食べきることをお勧めします。
白いカビが生えている
ピーマンにカビ菌がついていると、腐ったときに白いカビが一気に生え始めます。
ピーマンは表面よりも水分の多い種やワタのほうが腐りやすいので、切ったときに白いカビが生えていたことに気づくこともあります。
白いカビが生えてしまった場合は、カビの部分やその周辺を多く切り取りよく洗うことで食べることが可能になります。
ピーマンが赤くなった
ピーマンを長く保存していると、鮮やかな緑色から赤色に変色することがあります。
赤に変色したピーマンは腐ったのではなく、完熟によるものです。
赤く変色したピーマンは完熟されて甘みが増すので、問題なく食べることができます。
【冷蔵・冷凍】ピーマンの日持ちする保存方法は？
ここからは、ピーマンの日持ちする保存方法を【冷蔵・冷凍】にわけて紹介していきます。
ピーマンの冷蔵保存方法
ピーマンの冷蔵保存方法は以下のとおりです。
- ピーマンをよく洗う
- キッチンペーパーなどで水分をしっかり拭き取る
- キッチンペーパーでピーマンを一個ずつ包む
- ポリ袋にいれて口を縛る
- 野菜室に入れて保存する
ピーマンを冷蔵保存する際は、水分がついていると傷みやすくなるため、しっかり水気を拭き取ってから保存しましょう。
ピーマンをカットして保存する場合は、断面が傷みやすくなるため、断面にラップを張り付けてから保存すると日持ちしやすくなります。
ピーマンの冷凍保存方法
続いては、ピーマンの冷凍保存方法を紹介します。
- ピーマンをよく洗う
- キッチンペーパーなどで水分をしっかり拭き取る
- 使いやすい形にカットする
- 一個ずつラップで包み保存袋に入れて密閉し、冷凍保存する
ピーマンは正しく冷凍保存することで約1ヶ月まで賞味期限を伸ばすことができます。
冷蔵保存と同様に、冷凍する際もしっかり水分を拭き取ってから保存しましょう。
カットをして冷凍したピーマンは、使うときに解凍せずそのまま調理に使うことができるのでとても便利です。
