白子を食べ過ぎると体に悪いってホント？毎日食べるとどうなる？

 

魚の精巣である白子は一匹から採れる量が限られているため、貴重な食材として知られています。

白子と言うと多くはタラで、小鉢料理などで生で食べる場合が多いと思います。

この記事では軍艦巻きとしてや、鍋物に追加しても楽しめる

白子を適量食べた時の効果

白子を食べ過ぎると体に悪いってホント？毎日食べるとどうなる？

食べ過ぎによるデメリットについてもご紹介したいと思います。

白子を食べることによって期待できる代表的な効果・メリット

白子は魚本体である身の部分より高価。

また、白子は栄養価も高いと言われています。

どのような栄養や健康効果があるのでしょうか？

では実際に白子に含まれる栄養素や健康効果を見ていきたいと思います。

疲労回復効果

白子に含まれるビタミンB1は疲労回復に役立つビタミンとも呼ばれています。

糖質をエネルギーに変換する効果があり、エネルギー不足になりにくくなります。

エネルギー不足になると疲れやすくなるので、積極的に摂りたい栄養素です。

日本人はビタミンB1が不足しがちと言われています。

普段から疲れやすい、外食やインスタント食品が多いという方には特におすすめです。

老化予防

白子に含まれるビタミンEには強い抗酸化作用があります。

ビタミンEは血管や肌などの老化防止に効果が期待でき、若返りビタミンとも呼ばれています。

抗酸化作用のある食品は老化が元となる数々の生活習慣病の予防にも効果が期待できます。

食欲抑制、新陳代謝アップ効果

白子にはたんぱく質が含まれており、およそ100gあたり13.4g程度になります。

たんぱく質には食欲を抑制したり、新陳代謝を調整する効果があります。

そのため、代謝アップに繋がりダイエット効果も期待できます。

食べ過ぎると体に悪いってホント？毎日食べるとどうなる？

痛風になるリスクが高まる

白子を食べ過ぎた時に気になるのが、白子に含まれるプリン体の過剰摂取。

プリン体は過剰摂取することで尿酸値が高くなり、痛風のリスクを高めることに。

普段から尿酸値が高い方は特に注意が必要です。

動脈硬化などに繋がるリスク

白子は適量であれば、体に嬉しい効果が期待できますが、

食べ過ぎるとコレステロールが多いため、動脈硬化や心疾患に繋がるリスクがあります。

吐き気が起こる

白子は生で食べる場合も多く、食べ過ぎると食あたりなどによる吐き気が起こる場合があります。

また、生でない場合も過熱が不十分な場合にも食あたりを起こす場合があるので、

食べ過ぎには注意が必要です。

適量はどのくらい？

 

白子の適量は１日６０ｇ程度を目安に考えると良いでしょう。

また、白子軍艦巻きの場合は５～６貫程度が目安になります。

白子は健康に良い栄養素を含んでいますが、プリン体やコレステロールも多いので、毎日食べるのは避けましょう。

これまで食べ過ぎていたという方はこの機会に見直してみても良いかもしれませんね。

白子に限らず、どんな食べ物にも適量というのはありますので、食べ過ぎに注意しましょう。

適度に食べて、健康に過ごしたいものです。