春の訪れを知らせる山菜の代表格に、タラの芽が挙げられます。
タラノキの若い芽であるタラの芽は、非常に似た見た目を持つ他の山菜が存在します。
これらの山菜は一般的に「タラの芽もどき」とも呼ばれ、実際のタラの芽との間にはどのような違いがあるのでしょうか。
そこで今回は、
タラの芽とは
タラの芽もどき(ウルシの木)の見分け方とは
ウルシの芽は食べられるのか
タラの芽もどき(ウルシの新芽)を使ったレシピ
についてご紹介します。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
タラの芽とは?
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タラの芽(たらのめ)は、タラノキ科に属する樹木であるタラノキ(学名: Aralia elata)の新芽を指します。
これは春になると木の枝から芽吹き、その形状が独特で美味しいため、山菜として広く親しまれています。
タラの芽は、細長い形状をしており、複数の小さな葉が互いに寄り添ってついています。
通常は淡い緑色をしており、旬の時期になると山や森林地帯で採取されます。
この新芽は食用とされ、日本の伝統的な料理や山菜料理に利用されることがあります。
タラの芽は柔らかく、食感が良いため、さまざまな調理法に適しています。
天ぷらや炊き物、煮物、和え物など、様々なレシピで楽しまれます。
ただし、他の植物や木の新芽と見た目が似ているものもあるため、正確な見分けが必要です。
未知の植物を摘む際は慎重に行動し、安全性を確認するよう心掛けましょう。
タラの芽もどき(ウルシの木)の見分け方は?
タラの芽もどき(ウルシの木)の見分け方はこちら↓↓↓
タラの芽の木(タラノキ)とウルシの木(ウルシ科の植物)の見分け方は、植物の特徴を注意深く観察することによって行えます。
以下は、一般的な見分け方のポイントです。
タラの芽の木(タラノキ)
葉の配置: タラノキは複数の小さな葉が同じ箇所から互いに対になるように生え、複葉の構造を持ちます。
葉の形状: 葉は羽状複葉で、小葉が対になる形をしています。
樹皮: タラノキの樹皮は比較的なめらかで、灰色や褐色をしています。
香り: タラノキは特有の香りを持ち、新芽や葉を摘むとその香りが感じられます。
ウルシの木
葉の配置: ウルシの葉は互いに対にならないで単生し、互生することがあります。単葉または3小葉からなる複葉が一般的です。
葉の形状: ウルシの葉は単葉の場合は卵形や楕円形、3小葉の場合は小葉が対生または互生し、縁には鋸歯(きょし)があることがあります。
樹皮: ウルシの樹皮は比較的なめらかで、新しい部分は赤っぽい色を帯びることがあります。
毛: ウルシには毛が生えていることがあり、特に新芽や若い葉に毛が見られることがあります。
注意点:
タラノキは香りがありますが、ウルシにはそれほど香りがないことがあります。
ウルシは特に樹液や葉に毒性があるため、触れないようにし、手袋の使用が安全です。
これらの特徴を注意深く観察し、慎重な見分けを行うことが重要です。
また、未知の植物に触れる際には慎重に行動し、安全性を確認するよう心掛けましょう。
ウルシの芽は食べられる?
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・しっかり火を通せば食べられる
韓国では、漆鶏(オッタク)」という、漆の木の皮と鶏肉を一緒に煮込んだ、薬膳料理があります。
韓国で食べているのも漢方という文化からなので、むしろ胃腸の薬とさえされているようです。
ウルシの新芽はえぐみが少なく、タラの芽に似ていておいしいそうです。
ウルシらしいねっとり感もあり、天ぷらや、お味噌汁にいれて食べるのが一般的といわれています。
しかし、まれにアレルギー反応が出る(かゆくなる、等)人もいたり、舌がピリピリしたという報告もあるので、少しでも心配な方は控えたほうがいいでしょう。
タラの芽もどき(ウルシの新芽)を使ったレシピは?
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・ウルシ天うどん
材料
・新芽の天ぷら(ウルシ)
・うどん
・うどんの出汁
作り方
①.ウルシの新芽は衣をつけて油で揚げる
②うどんをゆでる
③うどんの出汁に②と①を入れて完成
かぶれなどの可能性があるので承知の上で作ってみてください。
食したことある方の話では、カシューナッツのようでうま味のある味わいのようです。
試される方は自己責任でお願いします。
まとめ
今回はタラの芽とは、タラの芽もどきとは、ウルシの芽は食べられるのか、タラの芽もどき(ウルシの新芽)を使ったレシピについてご紹介させていただきました!
・タラの芽(たらのめ)は、タラノキ科に属する樹木であるタラノキの新芽のこと。
・タラノキは香りがあるが、ウルシにはそれほど香りがない。
・ウルシの芽はしっかり火を通せば食べられるが自己責任で
・ウルシ天うどんがおすすめ
タラの芽もどきかどうか注意して観察して見分けてみてくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございました!!!