生卵に近い食感の温泉卵はあまり日持ちしないイメージがありますが、賞味期限の目安は知っていますか?
今回は、温泉卵の日持ち・賞味期限の目安を【市販・手作り】にわけて紹介します。
さらに、温泉卵が腐るとどうなるのか・日持ちさせるための注意点もまとめましたのでぜひ参考にしてみてくださいね。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
温泉卵は日持ちする?
結論からいいますと、温泉卵の日持ち期間は市販と手作りによって異なります。
市販の温泉卵は20分ほど70℃前後の温度で加熱をして作られており、卵に付着している雑菌はほぼ死滅するので日持ちしやすくなっています。
一方、手作りの温泉卵は一定の温度を保ちながら加熱することが難しく、市販のように雑菌を死滅させることができない場合があるので日持ち期間は短くなります。
【市販】温泉卵の日持ち・賞味期限は?
市販の温泉卵は保存方法によっても日持ち期間が変わります。
ここでは、市販の温泉卵の日持ち・賞味期限の目安を【常温・冷蔵・冷凍】にわけて紹介します。
常温保存の場合
常温保存した場合の温泉卵の賞味期限は約7日です。
メーカーによって常温で販売されている温泉卵があり、パッケージに「常温保存」と記載されている場合は常温での保存が可能です。
商品によっては冷蔵保存が必要な場合もあるので、温泉卵を常温保存する際は必ずパッケージの表記を確認しておきましょう。
冷蔵保存の場合
冷蔵保存した場合の温泉卵の賞味期限は約1~2週間です。
市販で販売されている温泉卵は基本冷蔵保存のものが多いです。
パッケージに「要冷蔵」と表記されている場合は製造日から1~2週間と設定されていることがほとんどなので、しっかり冷蔵保存をして記載されている賞味期限を目安に食べ切るようにしましょう。
冷凍保存の場合
冷凍保存した場合の温泉卵の賞味期限は約1ヶ月です。
基本温泉卵は冷凍で販売されていませんが、購入した温泉卵を冷凍保存して約1ヶ月賞味期限を延ばすことができます。
ただし、温泉卵を冷凍すると白身の食感が大きく変わってしまうので、温泉卵の食感を楽しみたい場合は冷凍ではなく冷蔵保存のほうがおすすめです。
【手作り】温泉卵の日持ち・賞味期限は?
続いては、手作りをした温泉卵の日持ち・賞味期限の目安を【常温・冷蔵・冷凍】別に紹介します。
常温保存の場合
常温保存をした手作り温泉卵は作った当日中に食べきってください。
手作りの温泉卵は市販のように雑菌を死滅させることができないため、常温で放置をすると傷みやすいので避けましょう。
冷蔵保存の場合
手作り温泉卵を冷蔵保存した場合の賞味期限は約2~3日です。
常温保存では日持ちしない手作り温泉卵は冷蔵庫で保存をすることで日持ちしやすくなります。
しかし、調理の過程で卵の殻にヒビが入ってしまった場合は菌が侵入してしまう可能性が高まるので、ヒビの入った温泉卵は賞味期限よりも早めに食べることをお勧めします。
冷凍保存の場合
手作り温泉卵を冷凍保存した場合の賞味期限は約1ヶ月です。
冷凍保存をすることで1ヶ月は腐らずに保存することができますが、冷凍をすることによって白身の食感が悪くなってしまいます。
美味しさを重視する場合は、冷凍保存ではなく冷蔵保存がおすすめです。
温泉卵が腐るとどうなるの?
ここからは、腐った温泉卵の特徴を紹介します。
- 腐卵臭がする(鼻につく・下水のような臭い)
- 黄身が崩れてどろっとしている
- 黄身と白身が混ざっている
- 生臭く酸味・苦みのある味
温泉卵の賞味期限が過ぎて腐り始めると臭いに異変があらわれます。
腐った温泉卵は硫化水素が発生し腐卵臭と呼ばれる独特な臭いがします。
温泉卵を割ると、黄身が崩れ白身と混ざってドロっとしているので、腐っているかを見分けるには温泉卵を割って臭いと見た目に変化がないかを確認しましょう。
温泉卵を日持ちさせるための注意点
温泉卵を日持ちさせるためには注意点を把握しておく必要があります。
【温泉卵を日持ちさせるための注意点】
- ヒビが入っていないかを確認
- 冷蔵庫の卵のスペースには置かない
温泉卵は殻にヒビが入ってしまうと、ヒビから菌が侵入・繁殖する恐れがあります。
温泉卵を保存する際は、ヒビが入っていないかをしっかり確認しておきましょう。
ヒビが入っていたら日持ちしなくなるので、すぐに食べきることをおすすめします。
また、冷蔵庫のドア付近にある卵スペースはドアの開閉による温度変化で傷みやすくなるので、冷蔵庫内の奥の方に入れて保存しておきましょう。