お料理の下味やトッピングに使用される胡椒。
ブラックペッパーや白胡椒など種類によって様々な使い分けができますね。
スパイス系は健康効果が高いものもありますが、胡椒にはどんな栄養があるのでしょうか？
この記事では胡椒を適量食べた時の効果
胡椒を食べ過ぎると体に悪いってホント？毎日食べるとどうなる？
食べ過ぎによるデメリットについてもご紹介したいと思います。
結論！胡椒を食べ過ぎると体に悪いってホント？
胡椒を食べ過ぎると刺激により胃腸に負担がかかったり、アレルギーが出る場合があります。
また、塩分が多く含まれている種類は高血圧に繋がることもあるため、注意が必要です。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
胡椒を食べることによって期待できる代表的な効果・メリット
結論！胡椒を食べることによって期待できる代表的な効果・メリット
胡椒には消化や食欲促進、冷え性や血行不良改善などがあります。
また、老化防止やむくみ、高血圧の予防など、食べることで様々な健康的メリットがあります。
消化や食欲促進
胡椒には辛み成分であるピペリンという栄養成分が含まれており、このピペリンにはいくつもの健康効果があります。
まず、胃腸の調子を整え消化や食欲促進する効果があります。
冷え性や血行不良改善
また、胡椒に含まれるピペリンは交感神経を刺激する作用があります。
そのため、血管が広がり血行が良くなります。
血行が良くなると体温も上がりますので、血行不良改善と併せて冷え性の改善にも効果が期待できます。
老化防止
更に胡椒に含まれるピペリンには活性酸素を抑える働きがある抗酸化作用もあり、肌の老化防止効果が期待できます。
近年、抗酸化作用のある食品は老化防止だけではなく、がん予防にも良いというのがわかってきました。
とても嬉しい効果ですね。
むくみや高血圧の予防
胡椒100gにはおよそカリウムが1300mgほど含まれています。
カリウムには体内の余分な塩分を体外に排出する働きがあります。
そのため、塩分が原因とされる場合が多い高血圧の予防になります。
また、カリウムには体内の水分量を調整する働きもあり、むくみ予防にも良いとされています。
食べ過ぎると体に悪いってホント？毎日食べるとどうなる？
結論！胡椒を毎日食べるとどうなる？
胡椒は適量であれば、毎日食べると消化や食欲促進、冷え性や血行不良改善など。
また、老化防止やむくみ、高血圧の予防などに繋がるが、食べ過ぎには注意が必要です。
胃腸に負担がかかる
胡椒を食べ過ぎると、胃腸への刺激が強くなり過ぎて負担がかかってしまいます。
特に黒胡椒は他の種類と比べて辛みが強く、刺激になりやすいので注意が必要です。
アレルギーが出る場合も
胡椒は食べ過ぎると、アレルギー症状を起こすことがあります。
アレルギー症状が出ると、腹痛や下痢、かゆみなど様々な症状が出ることも。
アレルギー体質の方は特に食べ過ぎないようにしましょう。
高血圧に繋がる
胡椒は適量であれば、含まれるカリウムによって高血圧の予防にも効果が期待できます。
しかし、食べ過ぎると塩分過多となってしまう場合があります。
柚子胡椒や塩胡椒などは塩分が多いので、かえって高血圧に繋がる原因になるため、注意が必要です。
適量はどのくらい？
胡椒の適量は１日に約２ｇ程度（小さじ１程度）であれば、毎日食べても問題なさそうでした。
意識的に食べ過ぎる方は少ないと思いますが、使い過ぎてしまうことがあると思います。
適量摂取で胡椒は嬉しい効果がたくさんありますが、
これまで使い過ぎていたかな？という方はこの機会に見直してはいかがでしょうか。
胡椒に限らず、どんな食べ物にも適量というのはありますので、食べ過ぎに注意しましょう。
適度に食べて、健康に過ごしたいものです。
