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ハゼの刺し身はそのまま食べると危険?

ハゼの刺し身を食べたことはありますか?

ハゼというと天ぷらですが、お刺し身にして食べることもできます。
白身魚なので、タイやヒラメのような淡白な味わいです。

ハゼを生で食べても寄生虫や食中毒のリスクはないのでしょうか?

今回は、ハゼの刺し身について

ハゼを生で食べることが少ないのはなぜ?

ハゼの寄生虫のリスクは?

ハゼの刺し身を安全に食べるには?

といった内容を紹介していきます。

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ハゼの生で食べることが少ないのはなぜ?

ハゼ釣りは気軽に楽しめるのに、なぜ刺し身で食べることが少ないのでしょうか?

それには、こんな理由が挙げられます。

鮮度が落ちるのが速い

刺し身にできる時期が短い

こういった事情からハゼは高級魚に分類されます。
とくに刺し身は希少で、自分で釣って捌くか、高級料亭のようなところでなければなかなか食べられないようです。

ハゼは鮮度が落ちるのが速い

ハゼは死ぬと、ものすごいスピードで鮮度が落ちていきます。

捌く直前まで活きていて、身が透きとおっているのが理想です。

ハゼの刺し身は夏から秋だけ

刺し身として食べられるハゼは、8月〜11月くらいの間に穫れるものです。

比較的小さいハゼを刺し身にするには、体長が15cm以上あるといいですね。

ハゼに寄生虫はいる?食中毒のリスクは?

魚介類を生で食べるときに気になるのは寄生虫です。
ハゼに寄生虫はいるのか、食中毒のリスクはないのか見ていきましょう。

ハゼにアニサキスはいない

魚介類に有害な寄生虫といえば、アニサキスです。

ただ、これまでにハゼでアニサキス症になったという報告はないようなので、アニサキスはいないと考えて差し支えないでしょう。

アニサキスが生きたまま体内に入ると、数時間後にひどい吐き気や激しい痛みなどの症状が現れるアニサキス症という感染症を起こします

ハゼにいる寄生虫は2種類

ハゼにアニサキスはいませんが、粘液胞子虫異形吸虫という寄生虫がいる可能性があります。

粘液胞子虫

粘液胞子虫は数mm程度の小さな寄生虫で、身にいます。
万が一食べてしまっても、食中毒を起こすことはないと言われています。

異形吸虫

異形吸虫は小腸に寄生しています。

少量ならば問題ありませんが、大量に摂取すると腹痛や下痢など、食中毒の症状が出ることがあります。

内臓を破らないように捌きましょう。

どちらの寄生虫も小さく、見つけにくいようです。

身が米粒くらいに白くなっているところがあれば、粘液胞子虫の可能性があるので、取り除いてください。

ハゼの刺し身を安 全に美味しく食べる方法

ハゼを刺し身にするには以下のことに気をつけましょう。

すぐに捌く

丁寧な下処理

釣ったらすぐに捌く

上でも紹介したように、ハゼは死ぬと急激に鮮度が落ちて行きます。

ハゼ釣りを楽しんだ後は、海水に入れて生きたまま持ち帰りましょう

身が透きとおっていたら、お刺し身で食べられますよ。

ハゼの身が白くなっているときは、刺し身は諦めて天ぷらや唐揚げなど 加熱調理して食べてください。

ハゼは泥臭い?

ハゼは鮮度が落ちたものを刺し身にしたり、キレイに下処理ができていないと、泥臭くなることがあります。
内臓を取り除く
皮をキレイに剥ぐ
氷水にサッとつける
などのポイントがあるので、“ハゼ 刺し身 捌き方”でレシピ検索してみてくださいね。

まとめ

ここまで、ハゼの寄生虫のリスクや刺し身で食べるときの注意点について紹介させていただきました。

ハゼは鮮度の良い状態のものだと刺し身で美味しく食べられます。
下処理をしっかりとしましょう。

ハゼにはアニサキスがいる可能性は低いですが、粘液胞子虫、異形吸虫がいる場合があり、異形吸虫はたくさん食べると食中毒の可能性があります。

鮮度の落ちた身の白いものは加熱調理で食べるようにしてください。

なかなか市場に出回らないハゼの刺し身は、鮮度管理をしっかりすれば、自分で釣ってお刺し身にすることができますよ。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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