牛すじ肉といえば、煮込みやおでん、カレーなど、とろける食感が魅力ですね。
お家で牛すじレシピを作ろうとスーパーに行ったら、精肉コーナーに牛すじ肉が並んでいない!という経験はありませんか?
・牛すじ肉はどの部位なのか
・牛すじ肉はなぜスーパーで手に入りにくいのか
・どこで購入できるか
など紹介していきます!
目次 -お好きなところからお読み下さい-
牛すじ肉はどんな肉?
牛すじ肉はアキレス腱の部分、腱が付いた肉の部分です。
肉質が似ている横隔膜の一部も牛すじ肉として扱うこともあります。
その見た目や独特の風味からホルモンの一種と思われることが多いですが、内臓ではないのでホルモンではありません。
〜下処理が重要〜
牛すじ肉はアクがかなり強いので、丁寧な下処理が必要です。
よく洗ってから一度茹で、アクなどをよく洗い落とします。2回目は生姜や青ねぎと一緒に長時間茹でることで臭みを抑え、柔らかくなります。
時短には圧力鍋を使うのがおすすめです。
一度冷まして、表面に固まった脂をしっかり取ると、ギトギト感が少なくなります。
美味しい牛すじ料理を食べるために、じっくり手間をかけて下処理をしましょう!
牛すじはスーパーで売っていない?
牛すじ肉は関西や九州など、元々は西日本でよく食べられていたので、関東をはじめとした東日本のスーパーの精肉コーナーでは毎日並ぶことはないようです。
西日本の食文化だった牛すじ肉が全国的に知られるようになったのは、コンビニおでんが普及したためといわれています。
おでんの時期になると、下処理済みの串に刺さった牛すじ肉がスーパーの精肉コーナーで販売されるようになるので、東日本で牛すじ肉をGETするには、少し涼しくなってくる秋口が狙い目です。
九州では、下処理されていない生の牛すじ肉がスーパーの精肉コーナーに一年中並んでいるようです。
ご家庭で牛すじ肉の下処理を行う場合は、換気扇を忘れずに回さないと、家中に独特のアクの臭いが充満してしまうので、気をつけましょう。
丁寧に下処理をして、じっくりと煮込む牛すじ肉はトロトロ感がたまらないですね。
牛すじ肉は精肉店で手に入る!
精肉店で牛すじ肉を購入することができます。
今夜は、
「牛すじトロトロネギ焼き」。
いつもの近所の肉屋さんで
今回も牛すじを仕入れました(^-^)
関西人の私にとっては、
このお店は、命綱(^-^)
いつもありがとうございます✨ pic.twitter.com/axEbOg1RIt— あだち ひでお #8.21 OTT (@BsMGZc0Srl54rwF) March 23, 2022
販売量が少なく、すぐに売り切れてしまうので、早い時間に行ったり予約しておくという方もいます。
精肉店だと、キレイにカットしてあって血などの汚れが少ないという声もありました。
牛すじ肉は業務スーパーで一年中手に入る!
いろいろな食材がお得に買える業務スーパーでは、冷凍品の牛すじ肉が通年で販売されています。
●牛赤身スジ肉 1kg
税込で860円前後で販売されています。
オーストラリア原産の牛すじ肉を国内工場で製造しています。
使いたい分だけ解凍して、後はお好きなレシピで作るだけです。
そのまま煮込んで使えますが、臭みをしっかり取りたい場合は、一度茹でるのがおすすめということです。
今日は業務スーパーのオニオンソテーとスジ肉で牛すじカレーを作ります🍛
業務スーパーのオニオンソテーは300円で切る炒めるの作業を省略できるし美味しいので業務スーパーに行くたびリピ買いの商品✊🏻 ̖́- pic.twitter.com/qWCZH8Ckhm
— ずぼらママの両立メモ☕楽して両立したいよ (@kuroshijimi88) June 11, 2022
業務スーパーの食材だけで、手軽なのに本格的なメインメニューができてしまいますね!
●牛すじ串(メンブレン)10本入
夢のおでん牛すじ一気食い。業務スーパーで買ったやつ。美味しい。おでんの素3袋入れた。 pic.twitter.com/HevIZPPH18
— 魔女っこれい (@majyokkorei) May 4, 2020
税込で490円前後で販売されます。
おでんの季節になると、下処理済で串に刺さった、おでん用の牛すじ肉も販売されます。
メンブレンとは横隔膜のことで、原産国は中国です。
関東などにお住まいで、スーパーの精肉コーナーで牛すじ肉が手に入りにくい場合は、業務スーパーで買って、冷凍庫にストックしておくと、好きなときに好きなだけ使えて便利ですよ。
1kgも入っているので、おでん、牛すじ煮込み、牛すじカレーと、牛すじレシピが何種類も作れそうですね。
まとめ
ここまで、牛すじ肉について、東日本のスーパーで手に入りにくい理由や、一年中購入できる業務スーパーの商品など紹介させていただきました。
牛すじ肉はアキレス腱や腱のついた肉、横隔膜の一部のことで、ホルモンには分類されません。
柔らかい食感を味わえる煮込み料理がおすすめですが、アクや臭みが強いので、丁寧な下処理が必要です。
関東など東日本のスーパーの精肉コーナーにはあまり並ぶことはありませんが、下処理済のパック詰めや、おでんの季節には串に刺したものが購入できます。
九州のスーパーでは生の牛すじ肉が日常的に精肉コーナーに並んでいます。
精肉店では販売量が少ないものの、牛すじ肉が通年で取り扱われています。
業務スーパーでは冷凍品が通年で販売されていて、おでん用の下処理済の牛すじ串も時期によって販売されます。
牛すじ肉は独特の食感や風味が特徴で、煮込み料理にするとお酒のおつまみによく合います。
じっくり煮込んで、トロトロの食感を楽しみたいですね!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!