お好み焼きの冷凍保存方法は知っていますか?
今回は、お好み焼きが冷凍保存におすすめの理由と冷凍保存方法・賞味期限の目安、冷凍したお好み焼きの解凍方法、腐るとどうなるのかを紹介します。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
お好み焼きは冷凍できる?
豚肉や野菜・シーフードなど様々な具材が入ったお好み焼きですが、冷凍保存は可能なのでしょうか。
まずはお好み焼きが冷凍保存できるのかを【タネの状態】と【調理後】別に解説します。
タネの状態では冷凍保存できない
お好み焼きは焼く前のタネの状態では冷凍保存ができません。
タネのまま冷凍してしまうと、解凍した際に生地の粉と水分が分離してしまうため上手に焼けません。また、食感も悪くなってしまいます。
タネのまま保存する際は冷凍ではなく、冷蔵保存がおすすめです。
タネを保存する場合はしっかりとラップで包み冷蔵保存しましょう。使用する際は、水分が分離しているのでよく混ぜてから作りましょう。卵や魚介類などが入っている場合は傷みやすいので当日中に焼いておいたほうが無難です。
調理後のお好み焼きは冷凍保存できる
調理後のお好み焼きは冷凍保存が可能です。
あらかじめ多く作って冷凍保存しておけば、時間がない時などにすぐ温めて食べることができるのでとても便利です。
なぜお好み焼きは冷凍保存がいいの?
お好み焼きが冷凍保存できることはわかりましたが、調理後のお好み焼きは常温や冷蔵でも保存できるイメージがありますよね。なぜ、常温や冷蔵よりも冷凍保存が向いているのでしょうか。確認していきましょう。
冷凍保存なら食材が傷みにくい
お好み焼きには肉や野菜・シーフードなど傷みやすい食材が使われているため、時間とともに水分が出て菌が繁殖してしまいます。
常温や冷蔵に比べて、冷凍は風味が損なうのを抑え、長期保存することができるのでおすすめです。
【冷凍】お好み焼きの保存方法・賞味期限
ここからはお好み焼きの冷凍保存方法と賞味期限の目安を紹介します。
お好み焼きの冷凍保存方法
お好み焼きの冷凍保存方法は以下の通りです。
- お好み焼きを中まで火を通す
- 粗熱をしっかりとる
- 冷めたら1枚ずつラップでしっかり包む
- 金属トレーに乗せて冷凍庫に入れる
- お好み焼きが完全に冷凍されたらジップ付き保存袋に入れて空気を抜いて密封させる
- 再び冷凍庫に入れて保存する
一度金属トレーにのせて冷凍庫に入れておくことで、急速に冷やされ旨味が閉じ込められます。
保存袋に入れる際は、冷凍庫内のニオイが移らないように空気を抜いてしっかりと密閉させてから保存しましょう。
賞味期限の目安
お好み焼きを上記の手順で冷凍保存した場合の賞味期限の目安は、約1ヶ月です。
ただし、日が経つごとに劣化は進んでいくので、賞味期限に限らず早めに食べきることをおすすめします。
冷凍したお好み焼きの解凍方法
続いては冷凍したお好み焼きの解凍方法を紹介します。
- 食べる2~3時間前に、冷凍したお好み焼きをラップで包んだまま冷蔵庫に移す
- ラップを外してお皿に乗せ、500W5分ほど電子レンジで加熱する
- 加熱が足りないようなら30秒ずつ様子を見ながら温める
はじめに冷蔵庫で自然解凍しておくことで、お好み焼きの風味を保つことができます。
電子レンジのほかにも、トースターやフライパンで焼くとサクッと焼きたてのような食感を味わえるのでおすすめです。
お好み焼きが腐るとどうなるの?
お好み焼きを長期保存していたり、保存状態が悪い場合は腐ってしまうこともあります。
腐ってしまったお好み焼きの特徴は以下の通りです。
- カビが生えている
- 酸っぱいニオイ・異臭がする
- ネバネバしている
- 変な味がする
腐ったお好み焼きは、見た目や臭いに変化がなくても常温や冷蔵で長期間放置した場合、雑菌が繁殖している可能性が非常に高いので食べないでおきましょう。
長く冷凍保存していた場合も冷凍焼けを起こすなど、酸化が進み味も落ちていますので食べることをお勧めしません。