シンプルなおひたしや炒め物で1品料理が作れることから、
毎日の食生活に欠かせない緑黄色野菜のほうれん草。
ベーコンなどと炒めるだけでお弁当のおかずにもなりますね。
この記事では様々な食材と相性の良い
ほうれん草を適量食べた時の効果
ほうれん草を食べ過ぎると体に悪いってホント?毎日食べるとどうなる?
食べ過ぎによるデメリットについてもご紹介したいと思います。
結論!ほうれん草を食べ過ぎると体に悪いってホント?
ほうれん草に含まれるシュウ酸の影響で、尿路結石になるリスクが高まる。
また、食物繊維の過剰摂取により腹痛や下痢になる場合もあります。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
ほうれん草を食べることによって期待できる代表的な効果・メリット
結論!ほうれん草を食べることによって期待できる代表的な効果・メリット
ほうれん草には皮膚や粘膜の健康や免疫力の保持効果があります。
また、老化防止やむくみ予防など様々な健康的メリットがあります。
皮膚や粘膜の健康を保つ
ほうれん草に含まれるB‐カロテンは
体に必要な分だけ、ビタミンAに変換するという特徴を持っています。
ビタミンAは皮膚や粘膜の健康維持に欠かせない栄養素です。
老化防止、免疫力の保持
更にB‐カロテンはビタミンAに変換されるだけでなく、
B‐カロテンそのものとしても抗酸化作用があり、老化防止に役立ちます。
また、免疫力を保持する効果もあるといわれています。
むくみや高血圧の予防
ほうれん草に含まれるカリウムは体内の余分なナトリウム(塩分)を
体外に排出する効果があります。
そのため、むくみ予防や血圧を正常に保つ効果があり、高血圧の予防にも役立ちます。
貧血予防
ほうれん草には鉄も含まれており、
鉄は女性の方に多い鉄欠乏性貧血の予防に繋がります。
ほうれん草を鉄分目的で食べる方は高カルシウムの食品を一緒に食べるのは避けましょう。
食べ過ぎると体に悪いってホント?毎日食べるとどうなる?
結論!ほうれん草を毎日食べるとどうなる?
ほうれん草は適量であれば、毎日食べると皮膚や粘膜の健康や免疫力の保持効果。
また、老化防止やむくみ予防などに繋がるが、食べ過ぎには注意が必要です。
尿路結石になる?
ほうれん草を食べると尿路結石になると思われている方もいるようです。
これはほうれん草にシュウ酸という成分が含まれていて、
シュウ酸が尿路結石の原因となるといわれているためです。
食べ過ぎた際には確かに尿路結石になるリスクは上がります。
しかし、食べ過ぎなければ問題ないため、過度に懸念する必要はありません。
また、ほうれん草は茹でることでシュウ酸の摂取を減らせます。
カルシウムを含む食品と一緒に摂取するのも効果的なので、
心配な方は工夫して食べると安心かもしれません。
腹痛や下痢の原因となる
ほうれん草に含まれる食物繊維は適量であれば、
お通じの改善などに役立つ成分になります。
しかし、食べ過ぎると消化不良になり、
腹痛や下痢になる場合があります。
体に嬉しい食物繊維ですが、食べ過ぎないことが大切です。
調理法によっては他の栄養素が過多になる場合も
ほうれん草は様々な調理法があります。
調理する際には調味料が使用されていることが一般的ですね。
そのため、食べ過ぎると調理法によっては他の栄養素が過多になる場合もあるので、
バランス良く食べることが大切になります。
適量はどのくらい?
ほうれん草の適量は一般的な小鉢の大きさで1個から2個程度を目安にすると良いでしょう。
スーパーなどで入手しやすく、食卓で大活躍のほうれん草ではありますが、
それだけに偏らずにバランス良く食べましょう。
ほうれん草に限らず、どんな食べ物にも適量というのはありますので、
食べ過ぎに注意しましょう。
適度に食べて、健康に過ごしたいものです。