コンビーフとスパムの違いとは

コンビーフとスパムの違いとは

この記事では

・コンビーフとは

・スパムとは

・コンビーフとスパムの違いとは

・沖縄のスパムおにぎり「ポーたま」とは？

についてまとめました。

コンビーフとは

コーンビーフは英語では「Corned Beef」表記され、直訳すると「塩漬けの牛肉」という意味で、牛の赤身肉を塩漬けしてから高温高圧で加熱し、繊維をほぐして牛脂や香辛料、調味料などを加えて作られます。

すでに加熱調理されていますし、味もついているので、そのまますぐに食べることができます。

賞味期限も長いことや、常温で保存可能なことから防災グッズや登山をする方の食事などにも活用されています。

開封後はその日のうちに食べ切った方が良いですが、一度に食べきれない時は保存容器に移し、冷蔵庫で保存し、3〜4日を目安になるべく早めに食べ切るのがおすすめです。

また食べやすい大きさにカットしてラップで包み冷凍用の保存袋に入れて冷凍保存し、使用する際には必要な分だけを冷蔵庫で自然解凍してから調理することも可能です。

コンビーフは塩味のシンプルな味付けで、いろいろな料理にアレンジしやすため、ストックしておくと朝食やおつまみなどに使えて便利な食材です。

スパムとは

スパム（SPAM）とは、アメリカのホーメルフーズ・コーポレーションから発売されている豚肉を使ったランチョンミートの缶詰の商品名です。

スパムはソーセージの材料を腸詰ではなく、缶詰にしたアメリカ発祥の保存食で、世界中で食べられている人気の商品です。

調理済みで缶に入っているので、開けたらそのまま食べられますが、加熱するとジューシーでより美味しく召し上がれます。

フライパンやオーブンで焼いたり、揚げ物にしたり、電子レンジで温めるなど、ひと手間加えることをおすすめします。

また野菜と合わせて炒め物やおにぎりの具としても活躍しています。

低糖質のスパムは、血糖値の上昇も緩やかでありながら、たんぱく質をしっかり摂取でき、脂質も高いので腹持ちが良い食材です。

ただ、塩分多いため、日常的に食べるのは健康上あまり良くないとされています。

もしスパムを食べるなら適切な量を食べるように心がけましょう。

 

コンビーフとスパムの違いとは

コンビーフとスパムの大きな違いは、原材料にあります。

コンビーフは牛肉、スパムは豚肉を主な原料としています。

コンビーフは塩漬けした牛肉を蒸し煮にしてほぐし、ひき肉、食用油脂、食塩、調味料、発色剤などを加えて作られています。

一方スパムは正式名称はランチョンミートと言い、豚ひき肉に塩、砂糖、水、でんぷん、発色剤などを加えて作られています。

どちらも加熱調理済みでそのまま食べられることや、長期保存が可能な食材である点は共通しています。

また、価格の面でも違いがあります。

メーカーによっても異なりますが、原材料の違いからも分かるように、豚肉を原料にしたスパムの方が価格は安くなっていることが多いです。

 

沖縄のスパムおにぎり「ポーたま」とは？

一般的にスパムおにぎりというと、俵型のおにぎりの上にスライスしたスパムをのせ、海苔で巻いたお寿司のような見た目のものをイメージしますが、沖縄のスパムおにぎりは少し違います。

沖縄のスパムおにぎりと言えば「ポーたま」です。

「ポーたま」とはスパムとたまごを挟んだおにぎりサンド「ポークたまごおにぎり」の略です。

沖縄県ではどのコンビニにも、お弁当屋さんにも並ぶほどのソウルフードで、地元の人に親しまれている料理の1つです。

注文後に作ってくれる「ポークたまごおにぎり専門店」も近年話題になっています。

片手で気軽に食べられ、しっかりと食べ応えもある「ポーたま」。

試してみる価値アリです！